独学で蛇使いを学んだ男(置物)

ご覧いただきありがとうございます。独学で蛇使いを学んだ男(置物)です。 石塑粘土をこねてつくった一点物です。 独学で蛇使いを学んだ男です。今年は巳年ということで、蛇にちなんだ置物を作りました。この男はインドの蛇使いに憧れて、動画を見たり、本を読んだりして蛇使いを学びました。見よう見まねで蛇を操っていくうちに、籠に手をかざしたら、中にいる蛇がその手に吸い付くという技を身につけました。しかもその蛇は干支の蛇を表す漢字でもある、「巳」という形をしながら吸い付いています。己が蛇であることを全身を使ってアピールしている蛇です。 この男は本場の蛇使いに憧れているので、服装やひげをインド人に寄せています。いじらしくてすてきです。本来は笛を使って蛇を操ったりするらしいですが、笛が手に入らなかったため、なんとなく形が似ている五平餅を左手に持っています。こんがり焦げ目がついていておいしそうです。 男、蛇、籠の三つのパーツに分かれます。男の右手の平と、蛇の体に磁石が埋め込まれているので、近づけるとくっつきます。男は蛇の他にもクリップピンなどもくっつけることができます。いろいろくっつけてみてもたのしいです。巳年にぴったりの置物です。 大きさは、縦幅が約9㎝、横幅が約8㎝、奥行が約3㎝、重さが約80ｇです。石塑粘土でできているので、陶器ほど重くはなく、手でスッと持ち上げられる重さです。 日常の風景のちょっとしたワンポイントになります！ 石塑粘土で形をつくり、アクリル絵の具で着色し、やすりで表面がきれいになるように磨きあげ、最後にニスを塗り、つやつやに仕上げています。手作業でつくっている一点物です。丁寧に丁寧に、かわいくなれ、と念を送りながら作っています。今後似たようなポーズのものなどは新たに制作するかもしれませんが、この顔で、この指の曲げ方で、この体の線をもった男は宇宙でこの男だけなので、もしビビッときた方がいましたら、その直感を信じてお迎えしていただけたらうれしいです！