★エインズレイの鳥のソーサー＆独カイザーのカップ★組合せアンティーク★

今でも人気の高い、英国の高級ボーンチャイナの製造会社、エインズレイの鳥のソーサーと、ドイツの名窯カイザーの柿右衛門風ジャポニズムのカップを組み合わせてみました。 どちらも大変美しいのですが、それぞれ相方を失くして価値が下がっていました。 実は、デンマークのカフェで、異なるカップ＆ソーサーを上手に使っているところがあって、ものを大切にすること、二つのデザインをコラボして再度活用する姿勢に共感したのでした。 しかし、私もかなりの数のカップやソーサーのシングルを持っているのですが、なかなか上手く組み合わせることが出来ません。 不思議とちぐはぐになってしまうのです。 ところが、今回、ふと思いついて合わせてみたところ、自画自賛になりますが、とても気に入ったのです。 いいえ、ピッタリかも（笑） という訳で、こういう遊びにお付き合いいただける方、面白いと感じてくださる方に、カップ＆ソーサーとしてお譲りできたらと思います。 エインズレイのソーサーは、バックスタンプから、1920年代製造とわかります。 非常に美しいデザインですが、鳥の上部の赤い花の一部が消えています。それ以外は古いものですがたいへん綺麗です。 カイザーのカップは、日本の柿右衛門風です。 このソーサーがなかったのは、本当に残念でしたが、エインズレイと合わせると上品で高級感がたっぷりと思います。 サイズ　カップ直径１０㎝、ソーサー直径14㎝ エインズレイとは 1775年スタッフォードシャーの炭坑経営者だったジョン・エインズレイによって設立されました。作り上げる工程のひとつひとつが最高の技術を持った職人によって丹念に時間をかけた手作りで行われています。 高い技術と伝統を守るスタイルはヴィクトリア女王にも大変高い評価を受けたため、王室にならった貴族たちからの注文が殺到して、生産が間に合わないほどであったというエピソードは、良く知られています。ダイアナ元妃の成婚時にもエインズレイの陶花が選ばれています。