スカイブルーシュリンクレザーのコンパクトウォレット　カード５枚収可能　お札と小銭も10枚程度まで対応

スカイブルーのシュリンクレザーを使った小さな財布を作りました。名刺入れよりも小さいサイズでありながら、カードを５枚収納でき、お札と小銭も10枚程度まで、余裕で入れることができます。 ☆どんなつくり？ 　美しいスカイブルーの革は、まるで青空を手元に閉じ込めたかのような爽やかさを持っています。傷が目立たないレザーが、いつまでもその美しさを保ち、繊細なコバの色合いが全体に統一感を与えます。 　わずか15ミリ（何も入れない状態）の厚みながら、カードポケットや小銭入れ、札入れ部分が巧妙に配置され、見た目以上の収納力を発揮します。 　財布を開いたときに左側に来るカードポケットは、「ウェットフォーミング」の技法で成形し、カード３枚を収納できます。普段はあまり取り出さない、免許証などをまとめて入れておくのに便利です（写真６枚目）。 　一方、右側の小銭入れの裏と、札入れ部分には、カード一枚ずつが入るポケットが。札入れ部分に、交通系カードを入れればパスケースとしても活躍します（写真８枚目）。小銭入れ裏のポケットは最もカードが取り出しやすく、頻繁に使うクレジットカードなどを入れるのに便利です（写真７枚目）。 　小銭入れ部分には、「通しマチ」を採用。小銭の量に応じて厚みがフレキシブルに伸縮するため、ホックも確実に閉まります（写真９枚目）。お札は、二つ折りで収納します（写真１０枚目）。 　忙しい日常で、スマートにお会計を済ませたい方にぴったりです。お札や小銭をしっかりと収納しつつ、コンパクトなデザインを求める方に、おすすめします。 ☆制作の様子 　財布表面のスカイブルーとの統一感を出すため、「コバ」と呼ばれる革の切断面はすべて、同じ系統の色合いを持つ顔料を使い、着色しました。側面からみると、複雑な革の重なりが織り成す美しい模様を楽しめます。 　また、構造上、最大で４枚の革を重ねて縫い合わせる部分もありますが、革の端を一枚一枚、丁寧に漉いて厚みを抑えることで、全体としてスマートな形状を実現しています。 ☆つかった材料 　表面：シボリア（レザークラフト材料専門店「ぱれっと」オリジナル色牛革、スカイブルー） 　内装：ヴィンセント（牛ヌメ革、紺） 　糸　：ビニモMBT 　顔料：Lized Neoエッジカバー（スウィートブルー）