ヴィクトリア朝絵本 E.V.ボイル・ポストカード

19世紀後期イギリスの挿絵画家エレノア・ヴェレ・ボイル(1825-1916)の代表作“The Story without an End”（終わりのない物語）。 エレノア・ヴェレ・ボイルはヴィクトリア朝イギリスで活躍した、最初の女性イラストレーターともいわれる人物。 自然や子供、妖精といった題材を得意とし、その神秘的でかつ愛らしい画風は今なお高く評価されています。 1868年に刊行された本作「終わりのない物語」の挿絵は、日本の浮世絵のように一枚の絵に複数の原版を使用する多色刷木版印刷が使われており、エレノア・ヴェレ・ボイル独自の世界観が表現されています。 今回は、「終わりのない物語」から図版5点をポストカードにしました。 ラファエル前派の画家たちにも愛された優雅でファンタジックな妖精世界をお楽しみ下さい。 ・1セット5枚（絵柄 5種類） ・オフセット印刷 ・ポストカードサイズ(100×148mm) 原画： 　書名：終わりのない物語 "The Story without an End" 　作者：エレノア・ヴェレ・ボイル 刊行年：1868年 刊行国：イギリス 　印刷：多色刷木口木版