夜空の列車 Ⅷ

　""" """ """ """ """ """ """ """ """ """ """ """ """ 　 　　宇宙は時として様々な色に姿を変える。 　　夜空の列車は僕らを乗せて、 　　等速で次の星へ向かっている。 　　それは今までより遠い星らしく、 　　もう二回ほど眠りから覚めたが、 　　まだどこかに停車したような気配はなかった。 　　いつもなら僕が起きて眠りに着く間に、 　　いくつかの星には停車しているのに。 　隣に座わる女の子は、普段はあんまり喋らない。 　僕も無理に話しかけたりはしなかった。 　彼女が抱えてる「何か」がきっと 　僕の持つ「何か」よりも大きくて深い色をしていたからだ。 　でも、今回みたいに 　滔々と走る列車に揺られていると会話が産まれる。 　最初はせせらぎの様に静かに。 　それから段々と流れ込む。 　まるで今まで塞き止められていた言葉が、 　ダムを決壊したかのように。 　彼女は、僕といろんな話をした。 　その度に万華鏡の様に表情を変えた。 　僕はそれを可愛いと思った。 　　宇宙は少し優しい色で僕らを包む。 　　列車は走り続ける。 　""" """ """ """ """ """ """ """ """ """ """ """ """ フレームは約25mm×30mmのハート型で、 シルバーです。 *~~*~~*~~*~~*~~*~~* ひとつひとつ手作りしますので、多少デザインが異なります。 細心の注意を払いながらの製作を行っていますが、まれに気泡が混ざる場合があります。ハンドメイドの特性として、ご了承していただければ幸いです。 イメージ画からのオーダーメイド注文承ります。 *~~*~~*~~*~~*~~*~~* その他、ご不明な点は ご連絡どしどしお待ちしております。 ひとつでも皆様に舞い降り、 笑顔を運べるように精進します。