皮と革の違いって何?
ヌメ革って?
と思ったことはありませんか?
皮と革の違いも、ヌメ革の意味も、私はレザークラフトを始めてから知りました。
わかりやすく、簡単にまとめてみましたので、?と思っていた方は読んでみて下さい^^
まず、皮と革の違いです。
【皮】 原皮。加工されていないもの。
↓ 鞣し加工 ↓
【革】くさらないように鞣したもの。
なので、普段私たちが使っているものは、「革」なのです。
そして、「鞣し方」によって、「ヌメ革」と「クローム革」の2種類に大きく分けられます。
それぞれ、特徴などをまとめてみました。
【ヌメ革】 植物の渋に含まれるタンニンで鞣した革
・作業工程が多く、手間・時間がかかるため価格が高く、市場の10~15%。
・経年変化が楽しめる。
・手入れが必要。
・水に弱い。
【クローム革】 化合物で鞣した革
・短時間で鞣すことが出来て、加工しやすく、市場の85~90%。
・経年変化はない。
・化学薬品が使われている。
・傷・汚れかつきにくく、軽い。
私はヌメ革が好きなので、5+では主にヌメ革を使用しています。
ヌメ革は、手仕事により鞣された風合いがとてもいいですよね。
経年変化もキズも楽しみつつ、使って頂けたらと思います。
クローム革は、経年変化がない反面、傷・汚れがつきにくいのがいいですね。
それぞれの利点を考えて、シーンにあわせてお使い頂けるといいかと思います。