ペットロスから羊毛フェルト作家になった猫の使い
☆大切な愛猫ちゃんを亡くされた方、いつかやってくるお別れを受け入れられないほど猫ちゃんを愛しておられる方へ
愛別離苦(あいべつりく)・・・この世で最も辛く苦しいことは、愛するものとの別れである。
あまりにも美しく尊い存在である大切な猫ちゃんを失うことは奈落の底の哀しみであり、涙に明け暮れる日々は果てしない苦しみに思えますよね。
それほど傷ついた心を救って差し上げることなんて、おそらく、誰にもできないでしょう、その、亡くなってしまった猫ちゃん以外は。
でも、もし、その猫ちゃんによく似た「魂の入れ物」があったなら・・・
あなたのことを一番わかってくれていて、いつも帰りを待ってくれていて、なんでも話を聞いてくれた、その猫ちゃんがいつもしてくれていたことを、その入れ物は、引き継いでくれる、かも、しれません。
もう一度、見つめあって、お話をして、辛いときにはそっと抱きしめて、、、以前のように心を通わせることができる、かもしれません。
気休めにしかならないかもしれないけれど、それでも、どうか、
その「魂の入れ物」を、あなたの傍らに置いてあげてほしいのです。
あなたに生涯を捧げてくれた猫ちゃんならば、きっと、魂になってしまったのちも、あなたのことが気がかりでしょうがないと思うから、
どうぞ、これから先もあなたに寄り添えるよう、居場所を作ってあげてください。
あなたと、あなたの愛する猫ちゃんの絆が、ずっと、ずっと、繋がっていられるように、些少なりともお手伝いできれば幸いです。
【あいねこ羊毛フェルト】姫野ちとせ
トールペイントにがおえ作家・絵本作家を経て羊毛フェルト作家となる
著書である絵本『イルカの子』は主婦の友社より3刷9000冊に加え韓国版1299冊が販売される
[全 7作品]
感想・コメントはまだありません