2021年5月21日
5月半ばに今年は早くも梅雨入りしてしまいました。例年でしたら日差しの強さを感じる季節ですが、雨や曇りが続いています。
先日、ちょっとしたきっかけがあり久留米織りという和柄の生地と出会いました。
久留米絣という生地があり、こちらはもともと和服を作るためのもので幅が38cmほどでしょうか。福岡県の久留米市近郊での伝統工芸品で藍染などを目にする機会もあると思います。
その久留米絣を作っていた会社が受け継がれた技術を生かして現代に合うような生地を作っていて、それを久留米織りと呼ぶそうです。
洋服を作るための生地ですので生地幅も広く、いろいろな色の糸を使って織り上げられた和布がとても素敵でイメージが膨らみ購入しました。
和の落ち着きを生かした作品に仕上げたいと思い、ミニポーチを作ることにしました。丸いものや四角などでも良いのですが、和のようで少し可愛く、和になりすぎず、他の持ち物とも馴染むものと考えてネコ耳を付けてみました。
手に馴染む大きさや、形の可愛さ、フタの大きさなど何度も試作を繰り返して完成しました。
生地も久留米織りや今までの手持ちの和布を合わせて、落ち着いた優しい色合いでまとめてみました。
仕上がりには満足しましたが、一点だけ…試作品に小銭を入れて強く振ると硬貨が隙間から出てしまいました。
せっかくですが小銭入れにはあまり向かなかったようです。お守りやリップクリームや鍵などを入れてお使いいただけると思います。
何とか小銭入れとしても使えるものも作りたいと思い、もう少し小さくしてフタを大きめにしたものも作ってみました。
まだ完成はしていませんので、画像はありませんが、大小でお揃いのようになり、これはこれでいい感じになりそうです。
作品のアップは順次ですが、お楽しみにしていただけましたら嬉しいです。