３通目レター前編　生い立ちや製作のきっかけ

こんにちは。 当店のレターをご覧下さりありがとうございます！ 突然ですが、当店の店名は bread and butter（日常の、必要不可欠な） と言います。 「パンとバター」・・・おいしそうな言葉ですよね(^^) 当店ではこの店名の意味をもとに 「愛しい生き物と共に あなたの日常へ心の栄養を届ける ミニチュアフード」 をコンセプトとして製作致します。 生活の中で眺めたり身に着けていると 心がほんかわと暖かくなって和む、 毎日を少しでも楽しく生きられる・・・ そんな作品をお届けしたい想いを込めています。 ｡:*.ﾟ･*.　 今回のレターでは、 なぜそんな店名とコンセプトに至った経緯や 今後このコンセプトを元にどんな作品を作っていくのかを ３部に分けて書きたいと思います。 （下書きしたら滅茶苦茶長くなったので分けました(;^_^A お時間に余裕のある時にのんびり読んでくださいね） *─────────────* ～生い立ちからミニチュアフード製作に至るまで～ 小さな頃から食べ物が好きで、 生活の最も大部分を食べ物が占めてきました。 中学生の時に体調を崩し、長い間 食べ物に色んな意味で執着する時期もありましたが、 その時の出会いをきっかけに「管理栄養士」の職を知り 大学時代は管理栄養士の養成課程のある学校で 食について様々な観点から学んできました。 （実はこの時点ですでにミニチュアフードや フェイクフードの世界に触れていたのですが、 その話はまた別の機会に(^^)） 社会人になってからも管理栄養士として 食べ物に携わる仕事（給食、栄養管理）をする傍ら、 趣味ではカフェ巡りをすることも！ コーヒーと紅茶が大好きです(^^) *─────────────* そんな中、コロナ禍のストレスや 仕事の関係で心身ともに調子を再度崩してしまい、 長期療養をすることに・・・ 療養中は大半寝ていましたが 起きられるときに好きなゲームをしたり （ポケモン、牧場物語など育てる系のゲームが好きです） じっくりと時間をかけて料理をしたりしていました。 余計な事を考えず、無心に作業をして 何かを作るという事が癒しとなっていました。 ｡:*.ﾟ･*.　 そこでふと、学生時代に触れたことのある ミニチュアフードの世界を思い出し、 せっかく時間があるのだからやってみようと ユーチューブや書籍をもとに見よう見まねで 製作を始めることにしました。 当時の目標は「推しをミニチュアフードで作る」 （マイナーな食べ物モチーフのポケモンを グッズにしてあげたかったんです） 最初に練習でつくった黄色のパンとあひるは・・・ 悲惨なことに！( ；∀；) 自分が元々不器用だったことを すっかり忘れていました・・・ （その記念すべき１作目と １年後の比較を撮った写真があるので 恥ずかしいですが載せておきますね） でも、思い浮かべたものが形になって完成した時 下手でもすごく達成感があり 私にも何かを生み出すことができるんだ！と喜び 次に作ったパン達は家族にも好評で だんだん楽しくなってきました。 *─────────────* そうやって自分のペースで作り続けて 完成品が徐々に手元に増えてくる中 自分だけのオリジナル作品を作りたいと思い 考案したのが「ミニチュアわんこ揚げパン」です。 モデルは家族が14年前に自宅に迎えた 愛犬「としろう」 毛色がこんがり焼いたパンのような色で ちょっと香ばしい匂いもする子 療養中もずっとそばにいてくれました。 ふと、小学校の給食で大好きだった 揚げパンにこの子を変身させたら ものすごく可愛いのではないか？と思いつき、 試行錯誤して生み出しました。 ｡:*.ﾟ･*.　 そして昨年、沢山の愛を込めて作ったわんこ揚げパンは 奇跡的にメルカリですぐに売り切れ、 ご覧くださった別の方からなんと再販のリクエストを 頂くことができました。 普通すぐに再販のリクエストが来ることは そうそうない事だと思いますが、 私の作ったものでご縁が生まれ、癒しや和みなど お客様にとってプラスの要素を届けることができる こんな素晴らしい事はないと感動しました！ 感動のあまり本格的にミニチュアフードの販売も 始めることにしました。 （意欲満々の見切り発車です(;^_^A） 自己否定感や不安感が非常に強いのが悩みの私ですが、 その分注意して慎重にやりとりを進めることができ 強みとしてうまく活かすことができていると実感しています。 *─────────────* NEXT→中編　店名とコンセプトの決定について