刺繍アーティストmiko

刺繍アーティストmiko

2014年、他人が恐くなり人と会うことができなくなりました。 夜はなかなか寝られず、午前中は体が重く起き上がれない。 なおさら働くこともできず、家に籠もっている毎日。 そんな私を見かねたのか、知人からの誘いで何も知らない刺繍の世界へ。 体が動く時間だけ事務所で刺繍データ作りとミシン操作の日々。 それが刺繍データ作りに徐々にのめり込んでいくことに。 それから、ここ北海道から名古屋まで、本格的に刺繍の勉強に行きました。 この頃には、少しずつですが、心の安定に繋がっていたのだと思います。 さらに、鹿児島のミシン屋さんにフォト刺繍の作り方のコツを伝授していただく機会も。 一歩一歩階段を上り、2年後にはフォト刺繍をポスターに採用していただくことになりました! それは札幌の初夏の一大イベント「よさこいソーラン祭り」のポスターです。 イベント出店なども重ね、順調に続く刺繍のお仕事でした。 ところが、コロナウイルス襲来。 いつの間にか楽しみでもあったイベント出店は軒並み中止。 出掛けることも極端に減った日々。 いつの間にか、また人前に出ることが辛くなっていました。 でもminneは、こんな私でもやり甲斐や楽しさがあります。 私の刺繍作品を喜んでいただける方がいらっしゃる限りがんばろうと思います。 刺繍がある心豊かな生活を、そんな想いで作品作りをしている毎日です。

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