元々、ミシンで裁縫をするのが好きで
アパレルに勤めていたころ、店舗の業務用ミシンを借りて
デニムのリメイクバッグなどを趣味で作ったりしていました。
時は流れ、母親になって、長女が幼稚園年長になり
小学校入学に必要な手提げや給食袋、ランチョンマットを作るつもりでいました。
ですが、丁度次男を妊娠中でつわりもひどく、また2歳の長男の世話もあり
大きくなるお腹と育児に追われる日々。
手作りをしている余裕が精神的にも体力的にもありませんでした。
今は量販店にもハンドメイドのようなグッズがたくさん並んでいますが
当時は有名キャラクター生地の商品しかなく
キャラクターものが好きじゃなかった長女は
「これは嫌だ」と頑なに拒否しました。
そんな時、ハンドメイドブームの先駆けでお店のレンタルボックスに
ハンドメイド作家さんの入学グッズが売られているのを見つけました。
これなら喜んでくれる、購入して長女に見せるととても喜んでくれました。
当時は大きく見えた手提げ袋も今ではとても小さく感じます。
長女はもう小学校を卒業しましたが、手提げ袋など購入した作品は大事にとってあります。
お店のレンタルボックスはその後、気づいたら無くなっていて
今となってはどなたが作ったものなのかわからないのですが
ありがとうの感謝の代わりに、今度は自分がそんな親子の役に立ちたい。
これがCottonの始まりです。