装飾機関創作室

◾️ショップ説明
「歯車と時計」を主なモチーフとして
「スチームパンクの世界」を舞台に
アクセサリー（ループタイ、ペンダント、ネックレスなど）を創作、販売しています。
アンティークやレトロ、ヴィクトリアンなどを好まれる方にもお届けしています。

◾️どんな場面で使うアクセサリー？
ちょっとおしゃれして日常出掛ける時や、友人達との集まり、デート、パーティーなどで使うワンポイントアクセサリーです。

◾️スチームパンク世界の物語

私は西暦２０１０年、憧れていた歴史が幾層にも重なり合うロンドンの路地裏を散策していた。ふと目に付いた石造りの小橋をくぐってみることにした。
小橋をくぐり終え、大きな広場に抜けた時、光景が一変していた。

蒸気機関と遺伝学とが大きな科学技術の発展で変貌を遂げた世界に、我が身は立ち尽くしていたのだ。

高層煉瓦積みの建築物で広場は囲まれ、幾数十の鉄骨階段が建物の外壁を這う様にくすんだ空に消えゆく。
その階段を囲む様に、蒸気を発しながら黄銅輝く真鍮の蒸気管が天に向いつつ無数に分岐し、建築群の壁に突き刺さる。煉瓦敷きの広場の中央には、鉄骨と煉瓦構造の蒸気機関室があり機関士達がエンジンに石炭をくべ、蒸気機関トラックというべき乗物から、石炭を降ろし機関室の建物内にてきぱきと格納していく。この機関室は私のいる街区の重要な動力源であった。
クジラ型飛行船が大小空を舞い、キツネ型メール便は素早く高層建築の階段を駆け上り、配達をそそくさと終わらせる。
ここは私の知らないもうひとつの１９世紀末のロンドン。
一際この大都市を着飾り闊歩する貴婦人たちの艶やかさに私は目を奪われた。そして彼女たちがこぞって身につける、主に歯車、時計をモチーフに作り出された「装飾機関アクセサリー」に特にのめり込んだ。
元のロンドンに戻る方法を探し続けた三年間、宝飾品工芸士の元で「装飾機関アクセサリー」の製作法を学んだ。

◾️なぜアクセサリーを作るのか？
上述したようなスチームパンクの魅力的な世界観をアクセサリー経由で、より多くの方に知ってもらいたいからです。

◾️始めたきっかけ
早川書房が出版していた小説『リヴァイアサン』三部作を読んだのがきっかけです。歴史改変された十九世紀末のヨーロッパを舞台にしたスチームパンク冒険譚に魅了されたからです。

◾️熊本大学大学院建築学専攻修了

■デザインの特徴
アンティークカラーの歯車、時計の針、文字盤、懐中時計などのスチームパンクの中の時計デザインを好み、植物的なデザインも取り込んでアクセサリーを作っています。
◾️土、日休み

■プロフィール
氏名:nontosh
住所:福岡県福岡市
生まれ:１９７４年／血液型:Ｂ型
学歴:熊本大学大学院工学研究科建築学専攻修了
職歴:住宅設計中心に実務を積み、独立
2012年「装飾機関意匠企画創作室」設立
2024年「装飾機関創作室」名称変更