9月15日の日記
虹の玉のガラスペンの価格の決め方の基準は二つです。
○ひとつは工房の目指すところが「普段使いのガラスペン」であるということ。
私だって、あこがれの作家さんのお高いガラスペンを買ったらそりゃ、大事に飾ります。
でも、うちのペンは、使って使ってずっと使い続けたいと思っていただけるものを目指しているから、惜しみなく使えるお値段設定が必要です。
○もうひとつの理由は、自宅で1人のすき間時間で作っているガラス大好きお家作家で、人件費が少なくてすみます。
経費のかかる委託販売も増やす予定はありません。
ですが正直、工房の目指すところと減価償却費の狭間でぺちゃんこになりそうな時があります。
数年後の酸素ジェネレーターの部品交換の費用も貯めとかなくちゃいけないし…(具体的)
全てを販売でまかなうためにはやっぱり上げる以外にはないかな、という結論に達しています。
問題は上げ幅ですが、ここんとこ仕入れの度に計算してちょこちょこ上げていましたが、計算に時間もかかるし、上げることにもため息が出ます。
そこで、私なりに思いきって上げさせていただいて、多少の原価変動には動じないようにしたいです。
上がってからご購入くださる皆さま、本当にありがとうございます。
これからも今まで以上に心を込めて作ります。
既にご購入いただいている皆さま、お得で何よりです。(私が言うのもおかしいですが)
度重なる値上げで信用を失くしてしまうかと心配ですが、虹の玉はいつでも「正直」に自信があります。
自分を信じて進んでいきますので、これからもよろしくお願いいたします。