制作で苦労したことやこだわったポイントをお知らせしたいのですが、商品説明に含めると興味のない方には少々煩わしいと思いますので
minneさんのレター機能を使ってご案内します。よかったら、読んでくださいね。
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いつも季節を感じさせる飾り物をテーマに作品制作をしています。
もうすぐ梅雨の時期。梅雨をイメージさせるモノといえば、カタツムリや雨傘・てるてる坊主などいろいろありますが、今回はminneさんの「紫陽花の作品募集」を見てテーマをあじさいに決定!!
さてさて、あじさいをモチーフにして何を作ろうかなーと考えながら電車に乗っていたとき、たまたま前にいた人のバッグについていたバッグチャームに目が留まりました。バッグチャームって小さいお子さん向けかと思ってましたが、最近は年齢を問わず幅広く使われてますよね。大人でもつけられるデザインで季節に合わせてつけかえられれば、つけている人も見た人もホッコリできるかも。よしよし、作るモノはあじさいのバッグチャームに決まりです。
それでは、デザインの検討に入ります。
1つ目のポイントは重さです。通勤カバンにつけて持ち歩いてほしいので、できるだけ軽くないとダメです。
2つ目のポイントはそこそこ丈夫であること。これも持ち歩くことが前提なので。出先で壊れたらかなり凹みますよね。
3つ目のポイントは固い部品のないこと。近くの人にバッグチャームが引っ掛かって、相手の荷物を傷つけたら困ります。
4つ目のポイントは大人がつけられる落ち着いたデザインであること。職場の上司や取引先の担当者に見られても問題ない程度でないとまずい。
5つ目のポイントはそこそこ大きいこと。周りの人にも見てもらいたいので、少し離れてもかわいさが伝わるくらいでないと。
重さは30g以下を目指しました。google先生によれば30gはミニトマト1個半の重さ。メイン素材はフェルトにしました。取付金具も一番軽いボールチェーンを採用です。
あじさいの花の大きさは直径9cmに決定、両脇にしっかりした大きさの葉もつけて、ちょっと離れたところからでも「あじさい」だとわかるサイズに。植物のミニあじさいとほぼ同じ大きさなのでばっちりです。
形もあまりディフォルメしないようにして、子供っぽさがでないように気を付けて。丈夫になるよう、手縫いでしっかり作ります。
かなりあじさいの花が大きくなったので、制作に手間がかかりました。一つ一つの花びらのサイズは一辺15mmで40個以上取り付けています。また花の中央には同系色のビーズをあしらい、花びらの色も同系色で3色以上使いました。
あとは花の丸さを表現するために、綿を十分につめて試作品完成です。重さも無事30gに納まりました。
試作品はお友達がチェックしてくれました。つめた綿の量を調節するためのチャックを取り付けておいたのですが、チャックを残して中にモノがいれられるようにしてほしいとのご希望です。ちゃんと裏地をつけて、ぬいぐるみポーチの機能付きになりました。
いよいよ販売分の作品制作に取り掛かります。今はあじさいの花もいろんな色がありますが、定番の水色・桃色・紫色で作成しました。作っているうちに三色が混ざっているのも作りたくなって追加作成です。実際にある花色を作っているうちに、現実には存在しない色のあじさいも作りたくなって黒色あじさいも追加作成。各色1個づつ完成し、大満足。
貴方のお気に入りのカバンにつけてもらえたらうれしいです。