花がさね

花がさね
〈色をまとう　豊かな四季折々の色〉
私達は豊かな四季折々の季節の色を感じながら暮らしています。春に一斉に咲き始める花々、夏の突き抜ける青空、秋の燃えるような紅葉、冬の煌めく雪という風に自然の中に豊かに色があふれています。
また私たちの中にも色への豊かな感受性があります。十二単衣に表されるように日本人は色にはとても敏感でした。
季節や場面に合った色の組み合わせを考え、衣装だけでなく、恋文などの手紙やそれを包む和紙の彩りにも季節に合わせた「かさね色」が使われました。
かさね色の合わせ方の上手な人は「季(とき)に合ひたる」と言われて憧れの的でした。お店の名前である花がさねもその豊かな色彩感覚への憧れから「かさね」とつけました。

〈繊細でクラシカル〉
本格的なジュエリーの魅力に魅せられて、花がさねでは少し贅沢なジュエリーを作りたいと思います。
チェーンにしてもゴールドだとやはり輝きが違います。チェーンだけでも美しい。そしてさらに私が惹きつけられるのは天然石です。光を当てるときらきらと輝き、石によって微妙に色の濃さやグラデーションがあり、見惚れるばかりです。
デザインの方向としては、少しクラシカルで繊細なデザインを得意としております。また石を活かすために、あえてシンプルに作ることもあります。お客様のお目にかない、お客様に合ったデザインと色をまとっていただければうれしく思います。
お好みの石がおありになり、お客様だけのこだわりのジュエリーを作りたい場合はお気軽にご相談ください。

子供の頃からアクセサリー作りが好きでした。自分やお友達に合うのはどんなデザインや色なのか、考えているとあっと言う間に時間が過ぎてしまって、宿題がまだ終わっていないと焦ったことも今ではいい思い出です。
大人になってからは売って欲しいと言われることもあり、好みを聞いて作ることも多くありました。
そうしているうちに、本格的なジュエリーの魅力に惹かれて少し贅沢なアクセサリーを作りたいと思いました。
お客様に合ったデザインと色をまとっていただき、日々の生活に彩りを添えるジュエリーをお届けしていきたいと思います。