昨年鉛筆で描いた作品を、やっと45×35㎝の銅版画に仕上げました。
その前には、鉛筆画からフォトエッチングに技法で小品を仕上げていたのですが、
特に気に入っていたので、どうしても大きめの作品にしたかったのです。
1年もかかってしまったのは、同時進行で5点の銅版画を制作中だからでした。
雁皮摺りは慣れているのに、なぜか失敗するなど、途中迷走、、
原因は、深すぎる背景の黒い部分に雁皮紙が食い込まなかったことだと気づきました。
26年も銅版画をしていて、初めての発見、、
何年たっても学ぶことがあると感じます。
なので、この版は雁皮紙を使わないで、シンプルにハーネミューレ紙に刷ることにしました。
来年のコンクールに出品しようと思っています。