はじめまして。
haruka peco(ハルカ ペコ)と申します。
初のレター投稿です。
ふんわりやさしい雰囲気の陶磁アクセサリーやうつわを制作しています。
まだまだ駆け出しの作家ですので、文章で皆さまに自己紹介できたらと思い、minneのレターに綴ります。
現在、兵庫県に在住する30代の作家です。普段はハンドメイド作家とは別のお仕事をしています。
どうぶつと植物が大好きで、作品もどうぶつと植物をモチーフにしたものがほとんど。
どうぶつや植物が大好き!といいますか、魚介類から海獣まで、水中生物も大好きで生物全般が大好きです。
趣味は、園芸、アート、水泳、スキューバーダイビング(ライセンス取得)、旅行(海外と国内)……わりと多趣味なのかもしれません。
最近、乗馬をはじめて、馬のかわいさに夢中になっています。
さて、好奇心旺盛なわたしですが、自分の人生の中で一番夢中になったのは陶芸です。
陶芸の世界にどっぷりハマったのは、かれこれ6年ほど前。
それ以前は、イラストレーターとしてイベントに参加したり、オフィスワーカーとして仕事をしたりしていました。
もともと、好きな陶芸作家さんがいて、陶磁器にも興味があったのですが、当時イラストとかけもちで小さな子どものためのアートスクールで雇われ講師のような仕事もしていたので、人に粘土を教える機会がありました。
東京の美大出身なので、粘土の知識や技術もある程度はあったのですが、子どもたちに教えるうちに、「粘土っておもしろい!!!」となり、その頃からさらに陶芸への関心が強まったわけです。
そして、思い切って、陶芸体験からはじめてみようと思い、知り合いの通っている工房へ遊びにいき、コップや箸置きをつくってみたところ、とてもおもしろくて。
当たり前なのですが、頭の中のイメージを平面のイラストにするのと、粘土で立体物をつくるのはまた違います。
粘土をこねて形づくりをする成形の段階で、コップの厚みがすごいことになり、「でも、これも味だよね!」って、自分に言い聞かせながらそのときは成形を終えました。
陶磁器は焼き上がりまで段階が複数あるので、だいたいの工房での陶芸体験は成形で終わるか、絵付けのみの体験のところが多いです。
でも、その後の絵付けも自分でどうしてもやりたいと思って、工房の先生にお願いして、後日絵付け体験もすることになりましたが…。
「イラストレーターなんだから絵付けは自信あるぜ!!!」と思っていたんですけど、立体物に描いたことって実はあんまりなくて。
超初心者の自分がつくったコップのいびつさにより、余計に絵付けに苦戦してしまったんです笑。
そのとき、上手くできなかったことがすごく悔しくてたまらなくて。
でも、土からつくり上げていく過程自体はすごく楽しくて、夢中になってしまって。
思い通りにいかないけど、土のぬくもりや味わいがすごく好きって感じて。
陶芸がわたしの心にクリティカルヒットしたんです。
それに、成形、素焼き、削り、釉がけ(絵付け)、本焼きと、時間をかけてコツコツつくり上げていく陶芸のスタイルも自分にぴったりな気がしました。
じわじわと陶芸の魅力にハマっていき、ついに家の近くの陶芸工房の生徒として通うことに。
その教室の先生の「型にはまらなくてもいいから、自由でのびのびとした陶芸を」というスタイルが、わたしにすごくあっていたのもあり、通えば通うほど陶芸がすごく好きになりました。
それから、教室での習い事とは別に、陶芸窯を借りるようになり、陶磁アクセサリーをつくって、ときどきイベントに参加するように。
イベントで出会ったたくさんのお客様から、「かわいい!」「癒される!」という言葉をたくさんいただいて、自分の陶磁作品を喜んでもらうのって本当にうれしくて、ステキなことだなって思いました。
自分が楽しいことで、誰かが笑顔になるのは、ぱぁっと心に小さな花が咲いたような、やさしい幸せだなって。
これが、わたしharuka pecoの陶芸をはじめたきっかけです。
今は近くの陶芸工房で窯を借りて作品を焼いていますが、いつか自分の小さな工房を持つことが夢です。
長々と最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
これからもharuka pecoをよろしくお願いいたします。