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ikorでは本物の蝦夷鹿の角を一つ一つ手作業で切り出し、じっくりとやすりを掛け整えて、アクセサリーにしています。
◯鹿角へのこだわり◯
ikorで使用している鹿角はすべて、害獣駆除された鹿の【引き取られず処分されてしまう角】を使用しています。
解体師の元へ運ばれた鹿からとれる、廃棄されるような細い角。太くて立派な角は人気であっという間に貰われるのですが、細くて形が良くない角はほとんどが廃棄。
写真を見て、これが鹿角?と首を傾げた方も多いと思います。
これらをとびっきり可愛いアクセサリーにして、沢山の人と楽しみたい。
そんな思いでアクセサリー作りを始めました。
普段は馴染みのない、鹿角という素材を身近に楽しんで欲しい。だからこそ、あなたにそっと寄り添う、普段使いがしやすいデザインを目指しています。もちろん、特別な日にも!
◯ikor特別の鹿角パーツ◯
鹿角を輪切りにすると、茶色い鬆(す)の様な物が出てきます。これは袋角と呼ばれる、角が生えたばかりのころに中を通っていた血管の跡です。
加工する際にこの部分から鹿角の独特な臭いがしますので、煮沸などをして処理を行います。
太い角であったり、縦切り(ikorでは月シリーズや小枝シリーズになります)の場合はこの鬆もすべて削り落としています。そうすると白くてしっとりした、見慣れた姿の鹿角になります。
花びらシリーズではこの鬆もあえて残し、より鹿角らしさを楽しんでいただけるデザインにしました。
アクセサリーに加工する前には、ざらざらした鹿角に丁寧なやすりがけを行います。
小さな1つのパーツに、およそ15分近く掛けると艶のある陶器の様な手触りになります。
1つ1つのパーツすべてが手作りの鹿角パーツです。白くて艶やかな面も、色の着いた独特な柄の面も、アクセサリーにした時に一番楽しめるようパーツを活かして作成しています。
1頭の鹿からとれる角は当然ながら2本だけ。左右差もありますし、切り取る場所によっても大きく形が変わります。1つとして同じパーツは出来ません。
あなただけの、自然とつくる一点物。
味わい深い素材感を、気軽な場面でお楽しみください。