こんぺいとうの森のハロウィンパーティー🎃

こんぺいとうの森のハロウィンパーティー🎃

公開
ハロウィンの朝、こんぺいとうの森は、
 ふんわり甘い香りとわくわくした空気につつまれていました。 小さな広場では、くまさんたちが集まって、 
色とりどりのランタンやリボンを木の枝にかけています。
 葉っぱの上には朝露がきらきら光り、 まるで小さな星のかけらみたい。 「こっちはドーナツができたよ!」
 「マフィンにチョコでお顔を描いてみた!」 あちこちから楽しそうな声が聞こえます。 夕暮れになると、森じゅうのランタンがぽっと灯り、 
広場はやわらかなオレンジ色に包まれました。 中央の大きなテーブルには、
 かぼちゃのくまさんが旅から持ち帰った宝物のお菓子がずらり。
 ふわふわのコットンキャンディー、
宝石みたいなこはくとう、
 小さな星型のクッキー…。 「わぁ〜!」
くまさんたちは目を輝かせて、お菓子をほおばります。 
ひとくち食べるたびに、口いっぱいに広がるやさしい甘さ。 みんなで笑ったり、歌ったり、
仮装して小さなパレードをしたり。 
こんぺいとうの森は、にぎやかであたたかな夜になりました。 最後に、かぼちゃのくまさんがそっとつぶやきます。
 「みんなと過ごせる夜が、いちばんのごほうびだね。」 そして空を見上げると、
森の上にひときわ大きく、 やさしく光る星が、
静かに瞬いていました。 https://minne.com/items/43634805

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くまさんの相棒ʕ•ᴥ•ʔ

クマモリ
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