刺し子を始めたばかりの頃は、花ふきんをたくさん作っていました。
オリムパスのキットで、晒に初めから模様が描かれているもの(刺し子が終わったあとに下書きは水で消えるようになっています)を買ってきては、毎日毎日、飽きもせず刺し子をしていたものです。
途中からは自分で下書きをするようになりましたが、今まで作ってきた枚数は、販売したもの自宅用にしたもの含めて100枚は優に越します。
今では、ほとんどの作品に「一目刺し」と呼ばれる刺し子を用いていますが、もともとは「模様刺し」ばかりをやっていて、どちらかといえば、一目刺しは苦手だったのです。
「原点に還る」というほどのことではありませんが、
今でもときどき、模様刺しがしたくなり、こうして(画像のような)花ふきんを作っています。
ちなみにこちらは「ダルマ刺し子の夢ふきん」です。
出来上がった花ふきんは、自宅用のふきんになります。
売り物ではないので、完全に趣味の世界。
仕事の時のような緊張感はなく、リラックスした気持ちで気ままに進めています。
仕事でも刺し子をしていて、趣味でも刺し子とは、どんだけ刺し子が好きなんだ?!と自分でツッコミを入れたくなるところでもあります。