和綿のはなし。その①(12/6)

和綿のはなし。その①(12/6)

刺し子作品の製作とは、直接的には関係のないお話になるかもしれませんが、 私が3年前から関わりを持つ、「和綿」についてお話したいと思います。 綿といえば、布の素材としても馴染みのあるものですね。 今、市場に出回っている綿のほとんどは海外産の綿になります。 かつては日本のあちこちで栽培されていた「和綿」。 今、それを復活させようという取り組みが色々な所で行われています。 私が関わらせていただいている「tomoniつながる和綿プロジェクト」もその一つです。 まずは、私と和綿との出会いからお話ししたいと思います。 ある日テレビを見ていたら、一から和綿を育て、そこから糸を紡ぎ、織って布にして、作品を製作しているという方の特集が組まれていました。 当時、日本製のものやオーガニックコットンに強く興味を持っていた私は、 和綿というものを初めて知り、また、そんな取り組みをされている方がいることに感激して、テレビに目がくぎづけになりました。 しかしながら、そのような生活に憧れを抱いたものの、あまりに今の自分の日常とはかけ離れており、夢のような話だなぁ・・というのが、その時の感想でした。 その②へ続く。

刺し子作家

刺し子 NUKUTOii
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