ThanksRingとは、単純に「ありがとうの輪」です。

これは幼馴染の詩から譲り受けたものです。

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Thanks Ring

この世に価値のない人間なんてひとりもいない。
みんな支え合って生きている。
ありがとうの言葉とともに・・・
ただそこに存在するだけでも、
誰もが与えるもの持っている。
例えば、もしもいま、与えられてばかりの自分に、
不甲斐ない思いを抱えていたとしても、
そこにそうして存在しているだけで、
誰もが与えるもの持っている。
そんなふうに、
誰かに助けられお世話になったありがとうの想いは、
また他の誰かにお返しして
繋げていけたら素敵。
どんなときもひとりではなく、
たくさんの人に支えられ今があるという「ありがとう」の気持ちを、
きっとまた誰かのしあわせに繋いでいけたなら・・・。

http://akotrace.thanksring.com/thanks-ring/ より
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また、こんなこともありました。

仕事で忙しい従兄弟の母親を、
隣に住む人がよく世話をしてくれるので、
どうしてそんなにしてくれるの？と聞くと、
自分の親は遠く離れて住んでいるので
面倒を見ることができない。
隣に住むおばさんの世話をすることで、
回り回って自分の親に届いて欲しいと願うのだと。

私なりの解釈ですが、
お世話になってばかりで、十分なお礼も言えず、
何もできない歯痒さを抱えていても、
通りすがりの名も知らぬ人からの親切に、
お返しが出来なくて心残りでも、
誠意を尽くして人に接していれば、
いつかは誰かの心に届いた「ありがとう」が、
回り回ってその人に届いて繋がっていく。
人は支え支えられて、感謝は連鎖していくと信じているのです。

「情けは人の為ならず」とも言いますね。

ThanksRingの作品には「ありがとう」を込めております。
お客様に届いた「ありがとう」はまた誰かに繋がって、お客様から頂いた「ありがとう」はまた作品に込めて誰かにお届け出来る。
ThanksRingの革仕事は「ありがとう」に満たされているのです。

ThanksRingの由来

2020年6月、ThanksRingでは、念願の電動革漉き機を導入致しました。
これまでも革包丁を使って手漉きで作品を作って参りましたが、これからは作業時間が短縮されるだけでなく、均一な厚みで仕上がりがワンランク上になります。

少しずつグレードアップしていくThanksRingの作品を手にしてみてください。そして是非レビューをお願いします。お客様の声はThanksRingの肥やしとなり、吸収して、成長していきます。

作品とともに作家もお客様に育てて貰う、そんなブランドでありたいと思っています。

電動革漉き機を導入しました

2016年より始めたレザークラフトもいよいよ5年目に突入致します。
大型機械では革漉き機を導入いたしました。
革道具は収納しきれないほど増えました。
高級革を大人買いするようになりました。
そして、作業場として仮住まいだったダイニングテーブルは、とうとう私が占領して、リビングの一角はプチアトリエとして生まれ変わったのです。

私は、いつまでも素人という盾を隠れ蓑にしていてはいけないんじゃないかと、もっと自分の仕事に責任を持つべきだと思うようになりました。

素人だからお安くしてます。。。
安くしてるんだからクレームつけないでね。。。

そんな甘えを捨てて、きちんと対価を頂くことにしました。
革は高級品です。手作りも高級品です。
何度も打ち合わせを重ねて、吟味して買い付けた埋もれそうな革の在庫の中からご希望に合うような革を選んで、高価な革道具を使って、時間と手間暇をかけて手作業でひとつの作品を作り上げていきます。そこになんら妥協はありません。

大勢の人が流れ作業で同じものを大量生産するのとは訳が違うことを、わかって頂きたい。

特にオーダーにつきましては、在庫品と違って、オーダー価格になりますので、ご了承ください。
下記メッセージを送って頂ければご相談承ります。
①品名（手帳カバー、財布、名刺入れetc.）
②デザイン（出来るだけ詳しく）
③色味（ご提案の参考にします）
④ご希望の納期
⑤ご予算

これからもThanksRingをよろしくお願い致します。

価格について

昨年末のことになりますが、職業ミシンを導入致しました。
JUKI SL-700EXです。

これまで使っていた家庭用ミシン（写真奥）では、糸調子が悪くてマスクですらてこづっており、ましてや厚物や革など言語道断。
しかし、革漉き機を買ってまだ半年。まだまだ職業ミシンなど手が届かないと諦めておりましたが、私もそんなに若くないので、導入は早い方がいいと考えて、清水の舞台から飛び降りました。

手縫いには手縫いの良さがありますが、小物ならまだしも、大きな鞄など、手間がかかりすぎて販売価格が高くなりすぎてしまいます。
縫い合わせる場所に合わせて、ミシンと手縫いを使い分けて、より良いものをより安くご提供できればと思っています。

ミシンでも手縫いでも、ThanksRingの作品を手にしたお客様が幸せを感じられるよう、ひと針ひと針思いを込めて製作しております。

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