こんにちは。
作家のmomoriです。
今日は播州織とラーメンというお話しをいたします。
まず播州織とは兵庫県西脇市周辺で生産される織物で、糸を染色した後に織上げていく手法が1番の特徴です。この手法は柄を表現するのに適しているので、播州織と聞いた時にチェック柄を思い浮かべる方も多いかもしれません。
年々生産量が減少している現状ですが、昭和初期〜1980年台のピークを迎えるまでは輸出に景気が沸き、ガチャマン景気と言われました。これは織機がガチャと音を立てると1万円儲かるといわれたことろからきています。面白いですよね。
さて話が逸れましたが、ここからが本日のお題です。
西脇市周辺には播州ラーメンとよばれるラーメンがあります。これは透き通った醤油ベースのスープにちぢれ細麺。シンプルな具材が乗ったラーメンなのですが、何よりもスープが甘いのが特徴です。
景気に沸いた頃、日本各地や朝鮮半島へ女性の働き手を募集しており、集団就職で多くの方が西脇で働かれていました。そんな女性の方々のお口に合うようにと出来上がったラーメンが播州ラーメンです。きっと播州織の産業がなければ生まれることのなかったことでしょう。
今日は関連性のなさそうに見えた言葉にも意外な共通点があるというお話しでした。
MOMORI/IROMOM を通じて少しでも播州織や西脇市に興味を持って頂けると嬉しいなと思い、活動しています。
ぜひショップやインスタグラムにて活動をご覧下さい。
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