必見☆梅雨からのドライフラワー管理

必見☆梅雨からのドライフラワー管理

ドライフラワーが湿気と光に弱い、というのは皆さんどこかで見聞きしたことある方も多いと思います。 今まで毎年注意喚起させて頂きましたが、今年もお知らせです☆彡 リースやスワッグ等、玄関に飾って下さる方が多いのですが、ズバリ、梅雨の時期から高温多湿の9月くらいまでは玄関に飾るのはおすすめはしていません。 玄関は、湿気を含んだ外気が入りこみやすいからです。 ドライフラワーを多く飾っていらっしゃる方は、湿度計を設置して頂くのも良いかと思います。 個人的な経験では…70%~で要注意(じわじわと退色スピードが速まっていきます)、80%~で危険レベルです。危険レベルというのは、カビが生えるリスクが高まるレベルです。 気に入ってせっかく購入したお花が…カビが生えてはかなりショックですよね!クーラーのよくかかる涼しい部屋に移動させましょう。 何年か前、ピアノ教室の先生のお宅に、乾燥したばかりの綺麗な水色ドライ紫陽花をプレゼントしたことがありました。 7月~8月くらいの話です。 当時、玄関に飾ることについてアドバイスしなかったため…1週間ごとに訪問する度に毎回、色が淡く、あっという間に退色していってしまいました。鮮やかな水色だったのに…とても残念な気持ちにもなりました。 ちょっと気を付けて頂ければ、1年~数年は色持ちするはずだったものなんです。(※色持ち具合は、ドライフラワーの種類によって異なります) 玄関の他、脱衣所やキッチンの水回りなども…湿気がたまりやすそうな場所は、他にも色々あるかと思います。それらは、地域によって、季節によって、またお家の材質にもよって変わってきますので、飾ろうかなと思う場所に湿度計をもっていって、しばらく数値を観察するのが一番安心です。 こう書くと、夏にドライフラワーを飾るのって難しいんだな、ちょっと面倒だな、と思われるかもしれませんが、生花の方も傷みやすい時期ですので、お花を飾りたい場合は、むしろドライフラワーや、プリザーブドフラワーの方がまだ長持ちはしやすいんですよ。 過去に、夏の間に一気に退色させてしまった経験のある方、どうしても心配な方は思い切って保管してしまうのもひとつの方法です。その場合は、シリカゲル・防虫剤などを同封の上、密閉容器か袋に入れてテープでしっかり密閉し、できるだけ光の差さない場所に保管して下さい。 ちなみに、ドライフラワーボトルやハーバリウムなど、容器に入っているものは季節に関係なく玄関でもOKです!ただし、ボトルの蓋がしっかり締まっているか今一度ご確認下さい。

レターの感想をリアクションで伝えよう!

ドライフラワー作り講師&作家

Hana Akari
作品を見る