大峽製鞄創業90周年を記念し今年、2025年にデビュー
革を中心にエイジングが起こる天然素材をメイン素材とし、性別を超えた普遍的なデザイン、アイテム構成はライフタイル全般、オオバランドセル宇都宮工場の開発室(Ohba Ransel Laboratory)から発信される自由なものづくりをテーマにしたブランドです。
「ランドセルはお子様自身が初めて所有し使用する本物の革製品であり、自立への第一歩を支える本物の道具である。」という大峽製鞄に代々根付くランドセルづくりの哲学があります。
さらに、お子様が革とともに成長していく過程において、モノを大切にし、経年変化を味わい大事に取り扱い手入れをし、永く所有することの大事さを学んでいくことを、大峽製鞄では「革育」と定義づけています。
厳選された素材、装飾のないデザイン、職人によるハンドワークなど【Ohba Labo.】についても大峽製鞄の製造における3つ約束事が果たされています。
Ohba Ransel Labolatory〈オオバランドセル宇都宮工場〉は、タンニン鞣しの革の産地でもある同じ栃木県に立地しており、天然皮革を熟知し、世界中の素材の中より革を選び抜いた目利きの職人を抱え、90年余り培ってきた革製品の生産ノウハウ、ランドセルづくりで鍛え上げられたハンドワークや手縫いの技術があります。
天然素材の主素材にこだわり、牛革紐やフランスのメゾンブランドでも使われる麻糸を使用しほとんどの箇所を手縫いで縫製し、姫糊、布糊などの接着剤も実際の海藻である布海苔を煮詰め加工したり澱粉を混ぜたりと古来よりつたわる手法から作られています。
革の加工には前述の加工のほかに緩やかな艶を出すために明治時代より伝わる加工法である那智黒石でグレージングするなどの工夫がされています。
革は植物タンニン鞣しのものをメイン素材とし強度や機能が必要な部分を除き出来る限り天然素材を選択していくモノづくりにより劣化ではなく自然と風化していく美しい経年変化を味わうことができ永持ちする製品となります。
「捨てる」を減らす。
本革は畜産副産物であり廃棄処分せずに資源を無駄なく有効活用したエコでサステナブルな天然素材であります。
更にメイン素材として使われているベジタブルタンニンレザーは植物の樹皮や幹、葉、実などに含まれるタンニンを使用した鞣し方法であり素材の性質表情を生かし染色時に使用する水の量が少なく染めることができるレザーで「天然由来の加工・染色法」と呼ばれており水質汚染や汚水排出量軽減などを重要視した素材となっています。
日本文化を尊び日本の技術を発展・伝承していくために 専門職業人としての信念と社会に対する関心を持って
より多くの人の実り豊かな人生に寄り添い末永く愛される製品、これらの製品に対する責任感と使命感をもって安全で高品質な製品の製造・提供に努め、次の100年へと皆様とともに歩み続けます。
[全 52作品]
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