青は鎮静効果があると何かの本で見かけました。
ピカソがキュビズムに入る前、青の時代を通過したのも、辛い時期を癒し新しいものを生み出す前のひととき冷静になりたかったからなのかもしれません。
そんな青い色で描かれたお気に入りのモチーフを身につけて、時々眺めたりできると心が落ち着いて良いのではないかと思ったのが一番はじめに青いモチーフのアクセサリーを作ってみたいと思ったきっかけです。
私は、絵を描くのが好きなので、自分だけがこっそり楽しめるような小さな絵が入った指輪を作ろうと考えました。
青いモチーフを探していると、身近にはたくさんの『ブルー』があったのだと改めて気付かされます。晴天のうきうきするような澄み渡る空も青色ですし、シトシト雨のふる薄暗い空も、やっぱり青みがかっています。
生き物だって南国に生息する目の覚める様な鮮やかな青いお魚達もいれば、派手ではないけど美しい瑠璃カケスの様な鳥もいます。そんな色々な印象をもつ『青』の魅力をアクセサリー作りを通して私なりに皆様にお伝えできたらいいなと思っています。