自己紹介にも書いたように私が何より好きなのが桃山時代の美術なのです。縄文の美術は好きというよりも自分のアートの原点、と言ったほうが正しそうです。
そして、もう一つ私が愛してやまないのがエミール・ガレのガラスでもあります。
見回してみれば世の中大量生産の規格品ばかりが溢れています。みんなそれなりに見栄え良く、シンプルだけど綺麗なものなど、よりどりみどりです。
でも、それらはどこまでも、”物”です。
物が悪いとは言いません。
でも、ものはやはりもの以上のものではなく、それが何かを発したりはしないでしょう。
一方で、縄文時代の火焔土器や桃山時代のお茶碗やエミール・ガレのガラスは美術館で公開されるととても人気の企画となります。
なぜそれらが人を魅了するかといえば、それらアートは単なる”物”を超えているからだと思います。
つまり普通の”物”が三次元のものだとしたら、アートは4次元以上のこの世の次元を超える物なのだと思うのです。
私はこのボロシリケイトガラスに出会ったとき、今まで私が尊敬してやまなかったそれらのアートが持っている要素をこの素材なら出せる、と直感的に感じたのでした。
私の技術や道具ではあまり大きい物はできないのですが、アクセサリーという身につける大きさであればぴったりです。ガラスですが、強度があって、そう簡単には壊れないのも持ち歩くのに適しています。
すでにそこそこの数の作品はできているので、これから順次、ここにあげていこうと思っています。
縄文土器と桃山美術とエミール・ガレからインスパイヤーされて作っている
キ・ボニータの身につけるアートのガラスアクセサリーを楽しんでください。
https://minne.com/items/41381295