●母子共生期●
生後6~8週間までは、「母子共生期」といって、とても大切な時期です。
”お互いに与え合うために、お互いを必要とするという、
二つの生物の状態を現しています”
”新生児は乳房を吸うことによって、母親の子宮が収縮して、
もとの大きさと位置に戻る手助けをします。このおかげで、
母親は出血や感染症に陥る危険から身を守ることができるのです”
「いのちのひみつ」(KTC中央出版)より
母子がぴったりくっついて過ごすことで、
お母さんとの愛着関係を築きます。
そして、赤ちゃんがこの世界を安心できるいいところと思えることで、
環境に対する基本的信頼感が形成されます。
これらが、赤ちゃんの人生の土台となります。
ご実家やご主人や地域のファミリーサポートなどの助けを借りて、
できるだけ赤ちゃんと一緒に過ごせるといいですね。
生後2・3週間から使えるムナリモビールもおすすめです。
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産後は、いろいろと大変です。
目も体も休めたほうがよいので、スマホ等は控えられるとよいです。
心配なことや相談したいことがある場合は、
日本助産師会HPをご活用ください。
●お父さんになる方へ●
お父さんの役割は、
お母さんと赤ちゃんがこの共生期を過ごせるよう守ることです。
”母子共生期の始まりにおける父親の最初の役割は、
母と子を守る「防壁」になることです。”
”このことは決して、母親の代わりを務める人が必要ということではありません。
それは大きな間違いで、母子の間の特別なきずなが作りにくくなってしまいます。
そうではなくて、母と子が自分たちのペースでゆっくりとかかわったり、
お互いが満足して授乳を終えられるように、
ふたりの時間を確保してくれる人が必要なのです。”
「いのちのひみつ」(KTC中央出版)より
【参考図書】
「いのちのひみつ」(KTC中央出版)
「未来の才能をのばす 0歳と1歳のモンテッソーリ子育て」(河出書房新社)
「デチタ でチた できた!」(ウインドファーム)