こんにちは。
レターを見て下さいましてありがとうございます。
レースの表と裏面について少し書かせて頂きます。

以前モチーフを手にしてくれた友人から「え？表裏があるの？わからなかった～どっちも綺麗だよ。」と
ちょっと嬉しいような事を言われたことがあります。。。が，
表と裏，ありま～す！(^-^)b

まず，一番わかりやすいのが糸の端をボンドで処理している面が裏面です。でもなるべくわかりにくいように
処理してますので，一見ではわかりにくいと思います。（ただし，黒色の糸に限っては，特性上黒はボンドが
乾いてもやや目立つため他の色よりは判別がつきやすいと思います。）
もし表と裏がわからなくなりました場合は。触りながらじ～っと見て，少し硬くなっている部分が糸の処理部分です。
丸いモチーフですと中央部分で探すのが探しやすいと思います。

また，慣れてくると編み目でも区別がつきます。編み目でも表と裏がありまして，デザインの都合上すべてを
表目にすることは出来ないのですが，表目が多く出る方を表面にしております。
特に外周の一番ピコ(丸い輪っか)が多く出るところは表目の方を表面にしております。

そして，もっと慣れてくるとぱっと見のフォルムでも区別がつきます。一部の特別なものを除いて
表面の方が少～しふんわり山なりの安定感のある形状になっております。

発送の際は表を上にして貼り付けてお送りさせて頂きます。ぜひご使用の際は綺麗な面を表としてご使用下さいね♪
もしどうしてもわからなくなって悩んでしまった時はご連絡下さい。端糸の処理部をご連絡させて頂きます(^-^)

表裏の区別について

こんにちは。
レターを読んで頂きましてありがとうございます。

新作ができるまでについて書いてみたいと思います。
新しいモチーフを作るきっかけは主に２通りあります。

１つは普段目にするもので，ふと「あ，これ作ってみよう」と思いつくときです。
これもすぐに紙にデザインを描いて，試作に取りかかる場合と，なかなか具体的なデザインに
結びつかず宙に浮いたままになってしまう場合とあります。。。

デザインが描けても，タティングで編める方法は限られていて(私の力量不足でもありますが)，
実際に形になるまでひたすら試作を繰り返します。試作用の(ちょっとお安い)糸で編み目の数を
調整しながら編んでいきますが，数回でピタリと合う事は奇跡的で，多い時は10回以上 ボツ作品を
作り続けていきます。自分でもよくやるなぁと思いますが，これが産みの苦しみで，完成した
時の喜びはひとしお！レーサーとしてはああでもないこうでもないと楽しいひと時でもあります。

試作が完成したら，実際の糸で作品見本(保存用)を作ります。試作の糸と微妙に太さが違うので
ここでまた調整が必要な時もあります。
作品見本が完成したら，私の最も苦手なギャラリー用の写真撮影，そして販売用の作品を作り
ギャラリーへアップして終了！です。

そして新作の出来るきっかけのもう１つは，みなさまからのリクエスト！です。
メッセージより「こんなものはできますか？」とお問い合わせを頂き，お作りさせて頂く場合です。
こちらが意外と多くて，最近販売させて頂いた 大き目のラウンドモチーフや，クロスの大サイズと小サイズ，
雪の結晶の小さめサイズのもの，エッフェル塔のモチーフ。他にも現在は販売しておりませんが天使の翼や
小花を縦に並べたピアス用のモチーフなど。自分では思いつかなかった作品が完成し，みなさまには
本当に感謝感謝です。
私の力不足でご期待にお応えできない場合もあるのですが，出来る限りはチャレンジさせて頂いております。
もし何かございましたら，お気軽にお問い合わせください(^-^)

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