タンバリンの生地、好きな色が出るとついついいつも買ってしまいます。
可愛いものから男女兼用でお使いいただけそうなものまでたくさんのカラーが揃いました。
同じ模様であっても、色や素材によってそれぞれの生地から受ける印象は大きく異なります。
そのタンバリンの個性に合ったファスナーと裏地をつけてポーチをお作りしています。
ミニポーチはもう何年も作り続けています。
生地のカットの仕方によっても見た目がかなり変わります。初期の頃とはファスナーの選び方やカットの仕方も少しづつ変化してきています。
ミニポーチ用には10センチ、11センチ、12センチのファスナーを用意しています。
サイズが1センチ違うだけでも使用感、見た目の印象は大きく異なります。
タンバリンミニポーチを作る上で、ファスナーや裏地の色以外にこだわっている点があります。
それはタンバリンの輪がひとつはまるごと入るように作っていることです。
タンバリンの模様を構成するつぶつぶは、ひとつづつ形状が違うそうです。
よく見ると粒同士の間隔も詰まっていたり開いていたりします。
また、この刺繍をするのに刺繍専用の機械を使って刺繍を施すのにとても時間がかかることも聞きました。
ひとつのモチーフとしてデザイナーが描いたタンバリンの図案を楽しんでいただきたいと思いひとつは必ずまるごとの輪を入れたい、と思って作っています。
ぜひお手元でそのようなことにも思いを馳せながらお楽しみください。