棠白（トウハク）

<作品について>

京都の無鉛赤絵具を使って、絵付けをしています（素地はいろいろな産地の素地屋さんが作ってくださっているものです）。

京都の無鉛赤絵具は薄く塗るとオレンジがかったやわらかな赤になり、濃く塗ると漆塗りのような深い味わいのある色になります。
磁器の色を通した薄い色は、朝夕の光の加減でオレンジよりに見えたりサーモンピンクよりに見えたりと見る環境によって様々な表情を見せてくれます。
お手に取っていただいた方は、いろいろな時に眺めていただけますと幸いです。

また、絵付け作業は線描き、点描、塗りなどを含むすべての行程を筆で行っています。
線描きで一度焼成し、複数回色を塗り重ね焼いてを繰り返し濃淡をつけています。多い物で六回～七回の焼成を行っています。

全ての作品を下描きからひとつひとつ丁寧に手描きしています。細かい部分も多いため、再販が難しい一点物も多々あります。その旨ご理解いただけますとありがたく存じます。


<ご購入時の注意点について>

※全ての作品を、下描きからひとつひとつ丁寧に手描きしています。同じ絵柄でも、作品ごとに模様のバランスがそれぞれ異なる場合がありますこと、予めご理解くださいますようお願い申し上げます。

※価格は共箱込みのものではございません。共箱をご希望の方は、共箱ありのオプションをご選択ください。
また、共箱のサイズ並びに箱書きの形式はこちらに一任させていただく形となっております。ご希望がございましても変更することはできませんので、あらかじめご了承ください。


※洗浄の際はやわらかいスポンジをご使用ください。食洗機、電子レンジもご使用いただけます。

『棠』という字にはりんごという意味があります。
絵具の赤と器の白、どちらも生かした作品作りを心がけるという意味合いになっています。