漆の作品が出来るまで

漆の作品が出来るまで

ululuの漆の小鳥やペンギンたちが出来るまでの ざっくり説明画像です。 各工程の間には漆を乾かす時間(目安は 半日〜1日)がかかっています。また、省略していますが「漆を塗る→研ぐ」はセットの工程となっています。 ①ヒノキの木から糸鋸で切り出し→小刀で削り→ヤスリをかける。 ②木地に漆を吸わせ→和紙を糊漆(米糊+漆)で着せる。 ③サビ漆(水練り砥の粉+漆)を塗り、和紙肌を抑え→中塗り漆を塗る。 ④クチバシの螺鈿を漆で接着し、螺鈿の下の漆が乾くまで時間をおく→中塗り漆を塗り重ねて なめらかにする。 ⑤小鳥やペンギンになるように 色を調整して、上塗りをする。 ⑥漆で絵を描き、漆が半乾きの時に銀粉や金粉を蒔く。 ⑦漆をすり込み、粉を固着させる→仕上げに目などを描き入れて、出来上がり! おおよそ、このような工程を経て出来ています。 少しでも漆に興味を持っていただければ幸いです。

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塗師(漆小物制作)

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