作品のお手入れ方法④~シルク

作品のお手入れ方法④~シルク

※ yukiya*crochetで販売している作品についてのお手入れ法です。  中性の洗剤を水またはぬるま湯によく溶かし、その中で優しく手押し洗いします。  (洗剤はおしゃれ着用や柔軟剤入りでもいいですし、普段使っているシャンプーなどでもいいですよ)  大きなものは折りたたんだ状態のままで洗います。  すすぎは同じように優しく手押し洗いで。  なるべく摩擦を与えないように軽く手でキュッと握るように水をしぼったら、タオルにはさんで水分を取ります。  湿っているうちに手でよく形を整えて、しわや折り目のできない状態で陰干しします。  重みのあるものは吊るして干すと伸びて型崩れすることがあるので、平干しするか少し工夫が必要です。長いマフラーなどは複数のハンガーにジャバラ式に掛けたりもしますが、しわや折れ目が付きやすいものもありますのでご注意ください。  きれいに干せばアイロンはいらないのですが、もしアイロンをかける場合は低温であて布をして裏面(糸端が出ている方)から軽くかけます。  保管の際は、なるべく光の当たらない場所に(退色や変色を避けるため)、しわや折れ目のできない状態でしまいます。  大きなものならラップの芯など筒状のものに巻き付けたり、モチーフ繋ぎのものならモチーフの境目で折りたたむといいですよ。  虫害を受けやすいのでご注意ください。防虫剤を使用する際は、変色することがあるので直接当たらないようにしてください。 ☆シルク素材の特徴  シルクの主成分はタンパク質で人肌に近く、大変肌触りが良く身体に優しい素材です。  吸湿性・放湿性のほかにも、通気性や保温性にも優れています。  紫外線を吸収し、保湿性もあってお肌を守ってくれます。  美しい光沢や滑らかな手触り、静電気が起きにくい、しわになりにくいなどのうれしい特徴があります。  デメリットとしては摩擦に弱い、虫害を受けやすい、紫外線で黄変(日焼け)しやすいなどがあり、扱いが難しそうと思われるかもしれませんが、お肌や髪をケアするのと同じように優しく扱ってあげればいいだけです。  しっとり、くったり、柔らかく肌に沿う、気持ちまで優しくなれるようなシルクの作品をいつもお側に、長くご愛用いただけたらうれしいです。 ※動物性素材にはそれぞれ特有の匂いがあります。これは洗っても落ちないもので、品質にも問題はありませんのでご理解ください。

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