自作マスクの作り方もたくさん記事が上がってきていて、
どの作り方で作ろうかな〜と思っていたのですが、
そもそもマスク自体が嫌いなのでつけ心地の悪いものは絶対に作りたくない、
それならば自分自身に最適化したマスクをつくろうじゃないかと思いました。
せっかくなので?役に立つかはわかりませんがシェアします。
基本的な作り方はよそ様の記事などを検索して参考にしていただければと思うので割愛します。
ずっと大事にとってあったウサギぎっしり柄の布で作りたいと思います。
まず、個人的には蛇腹折りのマスクよりもキャシャーンみたいな立体マスクが好みです。
その中でも最近よく見るカラフルなポリウレタン樹脂でできたものが、
顔まわりの隙間も少ないし、唇も当たらないのでメイクも落ちないし
最高なのでこれをパクりたいと思います。
他の形が好みな方は、参考にするマスクを捌いて型紙がわりにするといいと思います。
◆型紙とり
元にするマスクを紙においてそのまま形を切り出します。
耳ゴム部分とマスク本体が一体化しているのがフィット感のキモのような気がしたので、
曲線縫うのめんどくさいけど途中まで活かしました。
フィルターポケットもつけたかったので、表地の型紙の端をぶった切った版の型紙も作りました。
自身の理想に合った形のマスクが存在しない場合は、参考にするマスクに対する不満点を
型紙に反映していくと良いと思います。
(カバー範囲が狭い→全体を大きくする、鼻に隙間が空く→ワイヤーを入れる範囲を長くする、
両脇に隙間が空く→両脇を二層式にしてみる・・・などなど思いのままに。)
◆裁断
型紙+5〜7mmくらいで布を裁断します。
ただ、超細い三つ折り縫いをすることになるので、
自信がない方は1cmくらいはとっておいたほうが無難です。ちょっとゴワつくけど。
ちなみに、内布のポケットの入り口部分に手ぬぐいの脇の部分をうまく使うと
縫わなくてていいしゴワつかないし楽です。
◆縫製
選んだ形によって縫い方は異なると思いますが、
立体マスクの場合の縫い方のコツをかきます。ミシン無いので手縫いです。
表地同士を中表にして曲線部分を縫い、裏地同士を中表にして曲線部分縫い、
その二つを中表にして裏地の範囲の上下を縫います。
ひっくり返す前に、表地側も裏地側も縫い代を開いて
アイロンがけするのがゴワつかないコツです。
アイロンを出すのがめんどくさいので私はヘアアイロンでやりました。
ひっくり返したら、上下もペタンコにするようにアイロンをかけます。
ここから端処理ですが、玉止めを何度もするのがめんどくさくて本当に嫌なので、
一筆書きで行けるところまで行きます。
まず底辺直線を表地の三つ折り〜裏地と表地を抑える〜表地の三つ折りと縫います。
次に上辺ですが、ワイヤーを内側に仕込んでぎゅっと端に寄せたらまち針でおさえて、
表地の三つ折り〜ワイヤーごと表地と裏地を抑える〜表地の三つ折りと縫います。
ワイヤーは既存のマスクから剥ぎ取るんでもいいし、
パンの袋をねじってるアレでもいいと思いますが、
平べったい方がフィット感がいい気がします。
私は、がっつりフィットして欲しかったので電子工作の電極用に買っておいた
0.2mmの銅板を3mmくらいの太さに切り出して使いました。
残るは両横端、めんどくさい曲線の三つ折り処理です。
ゴム取り付け部〜曲線〜ゴム取り付け部と縫います。
ここはもう気合いとしか言いようがないのですが、
切り込みを入れながら左手で折りつつ抑えつつ縫っていく感じです。
幅も狭くてカーブもキツイので、まち針は無い方がうまくいくと思います。
ニット系の生地とかほつれやすい生地は地獄を見ます。
◆ゴム
参考元のマスクの耳掛け部分と同様の長さ〜数ミリ長いくらい+縫い代分のゴムを切ります。
丸ゴムもあったんですが、ヘアゴム用だったんで耳が死にそうな気がしたのでやめました。
Tシャツヤーンみたいなのの方が見た目にはいいんでしょうけどね、まぁ・・・いいか。
マスクの内側に縫い付けます。
耳にかけるように取り付けましたけど、もしかしたらそのうち作業用マスクみたいに
後頭部をぐるっと回るタイプに付け替えるかもしれない。
◆フィルター
紙とか目の細かい繊維をフィルターにすると良いといいますよね。
でも根拠が載った記事を探しましたが見つかりませんでした。
まぁでもつけて悪いこたぁないでしょう。
内布用型紙の一回り(5〜7mm程度)小さい型紙を用意します。
それをキッチンペーパーに当てて切り出すのですが、
立体マスクなのでダーツを入れる必要があります。
ダーツっつっても折って重ねるだけです。
画像右下のようにダーツ部分は切り落とさすに裁断し、
重ねて折るようにしてマスクに収納します。
あんまりスッと入らないのでゴソゴソモニョモニョさせてうまくフィットさせます。
このゴソゴソが実はキモで、ゴソゴソしないと
表地と裏地の間に空間が空きがちになってしまうので形が整うまでゴソゴソしましょう。
以上です!
できた〜〜〜〜〜