革について(当店の使用している革について少し詳しくご説明いたします)

【ブッテーロ】 使われている革の部位は、ショルダー（肩）の部分で、牛一頭からたくさんとれる革ではなく希少性の高い高級皮革。 イタリアの伝統的手法で、100％タンニンでなめされ、植物性のオイルが加えられています。合成染料を使っていないので、革そのものが持つ香りや質感を楽しめるのも、大きな魅力の一つです。 一言で言うと「革らしい革」です。イタリアンレザーらしいしっとりと艶やかな風合いと、使い込めば使い込むほど味が出てくる経年変化の楽しみは、革製品の醍醐味と言って良いでしょう。 硬さ ★★★★☆ 経年変化(エイジング) ★★★★☆ 【ミネルバリスシオ】 牛のショルダーを使用し、通常使用するオイルは植物か魚を原料としたものが多いですが、この革は牛脂が入ったオイルを使用します。 牛脂は革に浸透しにくく時間とコストがかかってしまうのですが一度浸透するとオイルが抜けにくくメンテナスフリーで使用でき、使い込むにつれ、ツヤが増し、色が濃くなって、革の風合いと変化が楽しめる革です。 「リスシオ」は滑らかという意味の洗練されたスムースレザーが魅力の反面、元々生き物である牛皮ゆえの傷や虫刺されの跡などが残っている場合が多く、一枚の革でも使える箇所が限られてしまいます。特に面積が大きい長財布ではそういった箇所を避けて裁断しなくてはいけないので希少な革製品となります。　 ※内装には型崩れを防ぐ為に全てブッテーロで作成しております。 選択ある場合は基本外装のみとお考えください。 硬さ ★★★☆☆ 経年変化 ★★★★★ ※ルーポおすすめ革 オイルが多く浸透しており他の革に比べメンテナンスフリーで初心者でも扱いやすい革 【ルガトー】 1873年創業のベルギー唯一のタンナーで作られる革で、透明感と深みのある自然な色ムラが特徴です。 ショルダー特有の深いトラやシワが綺麗な模様として強調されており染料の色が鮮やかで、光の加減、時間帯、角度によって、色の印象が違って見えます。 ひとつひとつ異なる模様が個性となり、使い込むほどに独特の味わいを増し、深みのある上質なつやがある革。 質感は張りがあり、繊維がみつでなめらかな極上の肌触りとなっています。 硬さ ★★★★★ 経年変化 ★★☆☆☆