つららランプシェードは、工房の軒先にできた氷柱(つらら)を用いて型を作り、ガラスを直に吹き込むことで、自然が作り出した造形を表面に写し込んだStudioπのオリジナル作品です。
このランプシェードの型は氷で出来ている為、高温のガラスが触れるとたちまち溶けてしまい、2つと同じグラスが生まれることはありません。
零度を下回るほどの「型」と触れたガラスには、1,000度を超える温度差により、通常の技法ではありえない深さの貫入(ひび)が刻まれます。
急激な温度差によりガラス自体には独特な厚みの変化が生まれ、それはまるで『つららの世界をガラスに宿したような造形』です。
雪国で生まれ育った者にとって、時に厄介者とされる雪や長い冬の間の贈物を活用する事で待ち遠しい存在へと見方を変えることができました。
どんなに季節に関係なく、あらゆるものが店先に並ぶ時代になっても、ものづくりのための技術や素材がどこにいても同じように手に入れることができても、気候や自然環境そのものを持ち寄ることはできません。
この新しい作品には、北国の冬の風土そのものが込められています。
制作:がらす工房Studioπ 上杉高雅
つららランプシェードは、工房の軒先にできた氷柱(つらら)を用いて型を作り、ガラスを直に吹き込むことで、自然が作り出した造形を表面に写し込んだStudioπのオリジナル作品です。
このランプシェードの型は氷で出来ている為、高温のガラスが触れるとたちまち溶けてしまい、2つと同じグラスが生まれることはありません。
零度を下回るほどの「型」と触れたガラスには、1,000度を超える温度差により、通常の技法ではありえない深さの貫入(ひび)が刻まれます。
急激な温度差によりガラス自体には独特な厚みの変化が生まれ、それはまるで『つららの世界をガラスに宿したような造形』です。
雪国で生まれ育った者にとって、時に厄介者とされる雪や長い冬の間の贈物を活用する事で待ち遠しい存在へと見方を変えることができました。
どんなに季節に関係なく、あらゆるものが店先に並ぶ時代になっても、ものづくりのための技術や素材がどこにいても同じように手に入れることができても、気候や自然環境そのものを持ち寄ることはできません。
この新しい作品には、北国の冬の風土そのものが込められています。
制作:がらす工房Studioπ 上杉高雅