雪解けの日（鹿のイヤーフック左耳用）

＊　＊　＊　＊　＊　＊ 遠い昔、国で一番澄んだ湖の畔に一頭の牡鹿が暮らしていました。 牡鹿の恋人は渡り鳥でしたが、二人は短い春の間しか会えません。 春が過ぎると牡鹿は懸命に耳を澄まし、 遠くの恋人がさえずる美しい声を探しました。 いつしか金色の耳飾りに姿を変えた牡鹿は 深い雪の中でも、春の鳥の声を聞くことが出来るようになりました。 ＊　＊　＊　＊　＊　＊ 鹿の角をモチーフにしたイヤーフックです。 耳を挟むところがあるのでズレにくくなっています。 フックの両端は鹿の足の形になっており 前足と後ろ足で、器用に耳にぶら下がります。 着けていると、どこからか鳥の声が聞こえるかも知れません･･･。 ※何度も大きく曲げ伸ばしされますと、金属疲労により破損する可能性がありますので、お取り扱いにはご注意下さい。 材質・真鍮