てぬぐい《森　コン》浜松注染手ぬぐい

浜松注染（ちゅうせん）の手ぬぐいです。 浜松は全国でも注染染めがされている数少ない産地の１つです。 注せん染めは、ゆかたや手ぬぐいに使われる染の技法で、まず原画を型紙職人さんの手により型紙が手切りで作られ、型紙を生地に置いて糊引きをし、糊引きをして重なった生地の上からヤカンと呼ばれる道具に入れた染料を注いで染める技法です。 注いで染める為、表と裏が無く同じように染まるのと、にじみや揺らぎぼかしなど独特な色合いで染まります。 私は注染でしか出せない色のぼかしやグラデーションが大好きでそれを活かしてデザインしました。 生地は綿100%の特岡を使用しています。特岡は浜松では浴衣や手ぬぐいによく使われる生地で、織り目の細かさと生地のなめらかさが特徴です。 こちらは量産品ではありながら熟練の職人により型紙、紗張り、糊置き、染めとすべて手仕事で作られていく手間のかかっている手ぬぐいです。 素材　　綿100％（特岡） サイズ　横90×36cm