イノシシ 揉み紙

昔から郷土玩具としても知られている張子の人形を基本に、和紙の質感を生かしながらちょっと現代的なモチーフのものを作っています。 ひとつひとつ手作りですので、形・色・塗り具合等、それぞれ同じものはできません。 一般的には型抜きした後、胡粉というもので塗り固めて白く塗ったものに色づけするものが多いのですが、私の張子はモチーフごとにしれに合った風合いの和紙を貼っています。 和紙は基本的に「ベジタブル和紙」という細かい植物の繊維が入り込んだものを使っています。また、絵の具はアクリルガッシュを使用していますので、多少濡れた手で触っても絵の具が手に付くことはありません。 2019年の干支になるイノシシを作りました。 こちらは染色された揉み和紙を使い、野生的な質感に仕上げてみました。 紙の継ぎ目がのこってますが、それも手作り感の味と思って下さい。 敷いている赤い紙もお付けいたします。 高さ4.5cm 長さ6.5cm 厚さ3cmくらいになります。