水辺の影絵｜パスケース（オオアリクイ／バルネモフ）

風のない午後。 HOLMの森の奥深く、青く澄んだ水辺に、一匹の大きな影がゆっくりと歩み寄ります。 彼の名はバルネモフ。 大きな舌と長い鼻、ふさふさのしっぽをもつ、ちょっと気難しそうに見えるオオアリクイです。 でも、じつは彼、黙って水を飲んでいるときがいちばん幸せ。 ごくごく、ごくごく。 まるで音楽のように、水が喉を伝ってゆきます。 ……しかし彼は知っているのです。 その静寂の向こうに、“木の上からこっそり見てるアイツ”の気配があることを。 「カルバセラン……」 森一番のイタズラ好きジャガーが、今日もじっとこちらを見つめています。 けれどバルネモフは、ただ静かに、水を飲み続けます。 必要があれば、「ビンタひっかき・改・第二形態」をくり出す覚悟も、胸に――。 そんな彼の、穏やかだけど気を抜けない（？）水辺のひとときを描いたパスケースです。 イラストは、にじむような色彩で描かれた水辺の風景。 落ち着いた中にどこかあたたかさがあり、見るたびに心がすうっと静まります。 裏面のカラーは、白・グレー・茶色の3色からお選びいただけます。 ICカードがぴったり入るサイズ感で、通勤や通学にもぴったりのアイテムです。 ⸻ 【サイズ】約106×76mm 【素材】合成皮革（表面プリント）＋窓付きポケット仕様（裏面） ⸻ ※この作品にまつわる小さな物語は、こちらのnoteでもご紹介しています https://note.com/animal_holm/n/n09c8bec31cdc ※木の上でイタズラのタイミングを見計らっていた（？）カルバセランのパスケースはこちら 【カルバ静寂録｜パスケース（ジャガー／カルバセラン）】 https://minne.com/items/18686979