原画 『五百年後に見出される書庫』

丁寧に梱包された包みを開けてみて、思わず「あっ、素敵!!」と声に出してしまいました。 ちょうど小さな本のように、両手にすっぽり収まるほどの大きさと薄手の木の質感が、500年という歳月に準えられるように、こっくりと重ねられた色の厚みや暖かい濃淡にくるまれていて、まるでクレーやカンディンスキーが装丁した絵本みたいに感じました。 私は研究職の人間なので、古書や古文献を扱うことも多く、この絵のような書庫に納められるべき書物や、それを書いた人間の魂のようなものを、これから先も見出だせていけたらなあと思いました。 ありがとうございます(*^^*)