夜の帳に舞う花の宴L型財布

夕暮れ時から夜になる時、草花たちが集い、風に舞いながら宴を楽しんでいます。 風にそよそよと吹かれ、月の光に照らされて草花たちが輝いています。 『夜になりかけの、夕涼みをしながら過ごす頃合いがとても心地いい』 『空に浮かぶ月の灯りが、ほのかな輝きで美しい』 『あまりに心地いいから、風に乗って、ちょっと旅してくるね』 『気をつけて行ってらっしゃい。また旅のお話を聞かせてね』 この生地に出会ったとき、草花たちの会話が浮かびました。 鞄を開けたとき、手にしたとき、そこで感じる『かわいいな』を、お届けしたいという想いが、この作品に込めた作り手としての想いであり、作品に込めた愛情です。 『お財布は、暮らしに寄り添う大切なもの』 『小さくてもお財布としての機能を失いたくない。』 だからこそ、使い易さにこだわったものづくりを心掛けています。 【このような方へオススメです】 『お札が二つ折りで入るミニ財布』 『荷物を減らして身軽にお出掛けしたい』 『旅行用・サブ財布としてもお財布の機能をしっかり果たせるもの』 『収納力があるもの』 『お札が三つ折りにならず、分厚くならずに嵩張らないもの』 『キャッシュレス化が進む中でも、現金も持ち歩きたい。と同時に、お財布を軽量化したい。』 【重さ】 約45g 手のひらに収まるサイズながら、カード、お札、小銭をコンパクトに収納可能です。 ファスナーをＬ字に縫製することで、開けたときにも全てを一度で確認でき、スムーズに出し入れできます。 例えば、必要なものを出すとき、お財布の向きを変えたりする必要がありません。 具体的には、カード10枚、お札10枚、10円玉10枚で、厚みが約1.8㎝。 お札は二つ折りで入ります。 中身を入れていない時点で薄いのはもちろん、上記のように中身を入れても厚みがでないところが、大きな特徴です。 なんといっても厚みが出ないので、鞄の中に入れても邪魔になりません。 【制作のきっかけ】 以前、市販の三つ折りの財布を使用した際に、お財布自体に厚みがあり、中身を入れた時に、さらに厚みが増し、その割にはあまり入らないということがありました。 そして、小さめの鞄に入れた時、厚みのせいで他の物があまり入らず、結局使わなくなった経験から、『収納力がある＆薄いお財布』を作ろうと思いました。 さらに、下記の特徴があります。 ①小銭を取り出し易くするために、表からは縫い目を見せずに底上げをしています。 ②カーブ部分でお札が引っ掛からないように制作しています。 ③タグ以外、縫い目を見せない縫製により、使用中の糸のほつれを防止します。 具体的には、ミシンだけの縫製ではなく、奥まつり縫いという手縫いの工程を加えることで、縫い目を見せずに制作しています。 ④YKKファスナーを使用し、滑らかな開閉が可能です。 ⑤カードを横向きだけではなく、縦にも収納できるので、会計時に取り出しやすいカード入れ。 ⑥小銭入れの底の部分と奥側を本体に縫い付けることで、小銭に手を入れた時、安定した出し入れが可能です。 ⑦小銭入れを高くしているので、こぼれません。