【蜜蝋仕上げ】コバ面処理

限定品で作品出している蜜蝋仕上げについて記載します。 革の外形をカットすると、端部がケバケバします。 この端部をコバ面と呼びますが、通常この部分は磨きを繰り返し、最終的にはコバ面の処理剤で仕上げます。 トコフィニッシュやトコノールといわれる液体です。 それでも十分綺麗に磨かれるのですが、このコバ面に蜜蝋を染み込ませてさらに磨くことで、綺麗な光沢仕上げにできます。 見た目も綺麗ですが、耐久性がぐっとあがります。 革というのは水分にあまり強くないです。コバ面を蜜蝋で処理すると、コバの撥水性が高まり、水を弾いてくれます。 小傷等も消えやすくなります。 1枚目の写真は、切りっぱなしの写真 2枚目の写真は、ヤスリで表面を整えた写真 3枚目の写真は、水だけで仕上げた写真。通常ここからさらにトコフィニッシュで仕上げます 4、5枚目の写真が、3枚目に対して蜜蝋で仕上げた写真です。 6枚目が蜜蝋仕上げのキーケースのコバ面です。美しく輝いています＾＾ 手間が非常にかかるので、、、限定品での作品にしか処理しておりません、、、すみません。。。