NO.0558　ガネーシャ

インド神話の神。ヒンドゥー教の神の一柱で、その名はサンスクリットで「群衆（ガナ）の主（イーシャ）」や「眷属の支配者」ガナパティとも呼ばれます。 シバ神とパールバティー妃の子とも眷属の一人ともされています。 知恵学問の神として尊崇され、学問上の書物の冒頭にこの神に対する帰敬偈がおかれることも多いです。 また、元来は障害神であったのが、あらゆる障害を司る故に障害を除去する善神へと変化したため、新しい事業などを始めるにあたって信仰され、現世利益をもたらす神、富の神様、除災厄除、財運向上でも信仰を集めています。 姿は、象の顔に長い鼻、1つの牙、4つの腕、長腹を持ちます。 仏教のなかでも密教の信仰に取入れられ、歓喜天または聖天として信仰をあつめています。