「昭和のカレーライス」のマグネット

イベントなどで「カレーライス」の制作体験をしていると、販売している作品のような色ではなく、もっと黄色いカレーをつくりたいとおっしゃるお客様が結構いらっしゃいます。「それって我が家流のカレーの色だよなぁ」と、自身の我が家を振り返りながら思います。一般家庭のカレーの色は、もっと「黄色い」ですよね。 そこで今回は、ずっと遡って昭和の頃のまだ「カレーライス（ライスカレー）」がごちそうだったころの「我が家流カレー」を作ってみました。小麦粉と牛乳を入れて作ったカレーは辛くなくて、でもおいしかったですね（歳がばれる）。色は黄色くて福神漬けなんてありませんから、色味的にちょっとしまらない感じです（笑）。そして、どこで覚えたのかコップに水を注いでカレーと一緒に飲むというスタイルは早々にありましたね。子供心にハイカラな感じがしました。 というわけで、いつもよりずっと黄色目にして、そして「おうちカレー」のように具だくさんでどろっとした感じを再現しました。おまけでハイカラなムードを演出するグラスの水もおつけします。デスクトップに懐かしい「昭和のカレーライス」をディスプレイしてはいかがでしょうか？ 具材の素材は主に樹脂粘土で、ルゥとグラスの水はエポキシ樹脂です。お皿は本物の陶器製でグラスはプラスチック製になります。使用しているマグネットはネオジム磁石なので、かなり強力です。 ★☆★☆★☆★☆★ ミニチュアなので本物そっくりであるべきですが、私（工房 萬）のミニチュアは「リアルではないリアル」が心情です。よく見るとスケール感などおかしなところも多々あります。さらによく見るとあり得ない造形があることも…（笑）。 でも、リアルじゃないのにリアルに見えてくるという、不思議な世界がそこにはあります。 ぜひ、他の出品もいろいろご覧になってください。 「おいしそう」に見えるようにサイズをデフォルメしたり、色味を強調したり…いろいろ工夫しています。 楽しんでいただけると幸いです。 ★☆★☆★☆★☆★