ネックレス　KOMON-1

古い機械式腕時計のムーブメント（中の機械）とエッチングを施した真鍮板、寄木で作ったネックレスです。 作品名のKOMONとは古紋様ー古い紋様からつけました。 真鍮にエッチング された「A」と「Ω」と十字架は 新約聖書ヨハネ黙示録 22章13節 「わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。初めであり、終わりである。」という一節を文様化したもので、聖職者の身に着ける十字架やメダリオンに用いられています。 こちらは文字紋様をエッチングで凹ませ、化学変化で黒色化させました。全体を磨いた後に金属工芸用の特殊なニスをひいて、サビや変色が無いようにしました。 裏側は赤い木と白っぽい木の寄木で、表面を磨き上げてから、ごく薄く蜜蝋ワックスをひいてあります。（肌や衣服に影響は無いくらい薄くひいてあります） 古い時計のムーブメントは歯車や部品を徹底して外して裏返して、懐中時計の大きめの歯車とともにステンレスネジで留めました。（ステンレスネジは裏面からは見えないように加工してあります） 下部の小さな穴からのぞくようにスワロフスキービーズが取り付けてあります。 チェーンはK-190という細めのガンメタリック色で長さは45cm。 取り外し金具はシルバー色のカニ環とアジャスターで4cmほど長さの調節ができます。 今までの晃工製作所の作品とは少し違ったテイストのデザインで、重厚さや身を守ってくれるような雰囲気があります。