ぽこぽこ編みの花麦と、レース編みの大きなドイリー

ぽこぽことした立体感のある編み目 その名もポップコーン編みといいます。（別名パプコーン編み） このポップコーン編みを縦に並べて、花麦の穂のモチーフを編みました。 通っているキャンドル教室で作成した、花麦のキャンドルからインスピレーションを受け作成した作品です。 花麦とは、大麦の中でも穂や葉がきれいな系統を選抜し、育成されたもの。 まっすぐに伸びた穂と葉が印象的で、切花として好んで使用されているため、フラワーアレンジメントをされる方はよくご存じなのではないでしょうか。 若々しいグリーンがさわやかな印象ですが、乾燥させてドライフラワーとして加工すると緑色から黄金色に変化していきます。 まっすぐ凛としたたたずまいの花麦を、ドイリーのモチーフとして編み込みました。 大きさは約38㎝。 デザート皿とカップ＆ソーサーがちょうどおさまるサイズです。 花麦のボタニカルな模様がティータイムに華を添えています。 そして、なんといってもおすすめはピクニックです。 たくさんのお気に入りドイリーたちと、おいしいサンドイッチとコーヒーがあれば身も心もリフレッシュできます。 まだちょっと寒いですが、だんだん暖かくなってくるこの季節にぜひ取り入れてみてくださいね。 花麦モチーフは立体感のあるポップコーン編みで厚みがあるので、モチーフ間のレース編みは対照的に透け感をだしました。 レース編み部分にはピコット編みをふんだんに編みました。丸くプチっと出ているのがピコット編みです。 中心部は小さく白い花びらがたくさんついた可憐なマーガレットのモチーフを編んでいます。 同じ花麦をモチーフにして、こちらよりもサイズが小さい「ぽこぽこ編みの花麦のドイリー」も販売しています。 https://minne.com/items/29544752 ぜひこちらもご覧になってください。 ☆ドイリーって何？使い道は？☆ 18世紀ごろ、フランスで大流行したレース編み。 貴族たちはこぞってレースを生活に取り入れます。 お菓子の下に敷いておいしそうに演出したり、花瓶や水瓶の下に置いて滴る水滴でテーブルが濡れないようにしたり。 これがドイリーの始まりです。 現在でも、欧米では部屋を装飾するアイテムとして親しまれています。 みなさんのお部屋に、とっても大事なもの、お気に入りのものはありませんか？ ドイリーはみなさんのお気に入りに寄り添うアイテムです。 大切なテーブルに花瓶を置きたいけど、傷がついてしまったらどうしよう… 浄水ポットや水差しをテーブルに置くと、結露などでテーブルに輪染みがついてしまうのが気になる… そんな時はドイリーの出番です！ テーブルを保護しながらおしゃれなインテリア小物として活躍します。 また、みなさんのおうちにあるお気に入りの小物を引き立たせる名脇役としてもその力を発揮します。 ばらばらに置いていたかわいい雑貨たちのまとめ役として、ステージのような引き立て役として活躍します。 雑貨たちが集まる定位置として、ディスプレイエリアの装飾にぜひお使いください。 棚板からドイリーを垂らして、その影を楽しんでいただくこともできます。 もちろん、額装して飾っていただけるととてもうれしいです。 ほっと一息つくティータイムを彩る装飾として コースターやテーブルクロスとして はたまたお気に入り雑貨たちのお座布団として アイディア次第で活躍するドイリーをぜひ生活に取り入れてみてください 糸は自然素材として代表的なコットン（綿）を使用しています。 サラリとした触り心地で、季節問わずお使いいただける素材です。 使用している糸の太さはだいたい1㎜くらいですが、レース編みで使用される糸の中では太めの糸です。 しっかり撚られている糸なので糸自体にハリがあり、編み終わった直後は糊付けせずともパリッとした雰囲気があります。 ですが、革製品を使いこむことでだんだん柔らかくなり、飴色に変化し味が出てくるのと同じように、コットン糸も使用していくうちに糸同士やモノとこすれることで少しずつ糸がほぐれ、全体が柔らかくなってきます。 フレンチアンティークのドイリーのような風合いを目指しているので、糊付けはしていません。 色も真っ白ではなく、あえて温もりを感じられるアイボリーを選んでいます。 どんなテイストにもなじむシンプルな色ですが、特に木製のテーブルやラタンのカゴ、観葉植物、ドライフラワーなど、自然素材のアイテムとは好相性。 レースの華やかさを持ちながら生活になじむのでこの糸を選びました。 すべて作者が一つ一つ手編みをしており、人のぬくもりが感じられるアイテムとなっています。