沈みゆくオフィーリア　～ケシの花と最期のブーケ～

シェークスピアの戯曲『ハムレット』に登場する悲劇のヒロイン「オフィーリア」の最期の姿をイメージして作ったピアス/イヤリングです。 戯曲の中でオフィーリアは悲しみが重なり気が触れてしまいます。 狂気の中、川で花を摘み花環を作り枝にかけようとしたところ足を滑らせて川に落ち帰らぬ人となってしまいました。 オフィーリアの死の場面は戯曲の中で次のように詳細に語られます。 「小川の淵にひっそりと立つ柳の木の細枝にキンポウゲ、いらくさ、ひな菊などを巻き付け、シランを添えて花環を作り、その花冠を枝にかけようとしてよじ登ったところ枝は折れ、花環もろとも流れの上に すそが広がり、人魚のように漂いながら、死の迫るのも知らなぬげに祈りの歌を口ずさむ それもつかの間、ふくらんだすそはたちまち水を吸い川底の中に引きずり込まれた（福田恆存訳　要約）」 こちらのピアス/イヤリングは上記の情景を思い浮かべながら作ってみました。 ケシの花は“死の象徴”として印象的に使っています。 ポイントはオフィーリアが作った花環やドレスのすそが沈んでいく様子を再現したところ。 また、柳の木について「白い葉裏を流れにうつしてひっそりと立っている」という記述があるのですが、それを少しひねって“葉に流れを映している”様子を形にしてみました。 小さなモチーフを角度をつけるなどして立体的に組み合わせ、繊細で可愛らしい印象のアイテムになりました♡ 観劇や美術館巡りの日のおしゃれに、また、演劇・美術・英国文学が好きな方へのプレゼントにおすすめです！ ピアスまたはイヤリングからお選びください。 ＜ご購入時の注意点＞ ・画像と実物で色味が多少異なる場合がございます。 ・手作りのため、一つ一つ仕上がりが異なります。 ・ハンドメイドにご理解いただける方のみご購入下さい。 ＜ご使用・保管について＞ ・繊細な作りの商品も多く、少しの衝撃で曲がったり破損するおそれがございます。 お取り扱いは丁寧にお願いいたします。 ・汗、摩擦、皮脂、水分、紫外線等による経年劣化は避けられません。 一定期間お楽しみいただくものとしてご理解ください。 ご使用後、柔らかい布で優しく拭っていただきますと長持ちします。 ＊ご質問等ございましたらメッセージにてお気軽にお問い合わせください。 マニキュアフラワー　ワイヤー　ワイヤーアート　おしゃれ　個性的　人と被らない　大人可愛い　年齢問わず　人気　気分が上がる　特別感　ブーケ　お花アクセサリー