小さい狐面「糸巻文様」江戸組紐 ブローチ（古布 正絹縮緬）

「狐面」をモチーフにした 小さい狐面のブローチです。 小さい狐面「糸巻文様」江戸組紐 ブローチ（古布 正絹縮緬） 縮緬（ちりめん）古布の端切れ（はぎれ）に、組み紐とソウタシエコードを装飾し 粘土に縮緬を貼った布張りの狐面を縫い留めています。 ----------------------- ■この作品の色と柄について■ ・江戸組紐の色は 　黒、金を編み込んだ組み紐を使用しています。 ・狐面の背景に使用している古布は、吉祥文様が散りばめられた着物はぎれの「糸巻文様」の一部を切り取っています。 　「糸巻文様」には長寿を願う意味など、古代の日本では、糸巻き全般を千切（ちきり）と呼び、千切は２つのものを結ぶという役目から、人と人との仲を結んだり、愛を交わす「契り」にも通じるということで、縁起が良いとされました。 ・裏布に使用した古布は檳榔子染め（びんろうじぞめ）、色は「檳榔子黒（びんろうじくろ）」 　檳榔子染め（びんろうじぞめ）は、日本では奈良時代より染められてきた、檳榔子（びんろうじ）の実を染料にして染め、灰桜色から赤褐色、黒を染めた『檳榔子黒』と呼ばれ、紋付黒染の中で最高級とされた色です。その端切れを裏地に使用しています。 ------- ■使用している布について■ 狐面の背景に使っている表の布、裏布も「古布」で「正絹の縮緬（ちりめん）」を使用しています。 ・正絹とは、絹100％、混じり物のない絹、または絹織物のことです。 ・古布とは、昭和初期までに使用されていた着物や布のことで、古裂（こぎれ）とも呼ばれます。 ・使用している材料も古布など古い物のため染みや変色などが見受けられる場合があります。気になる方はご注文をお控えください。 ・狐面のお顔には、復元された「正絹の古風江戸ちりめん」を使用しています。（縮緬細工用に新しく作られた布です。） ------- 金属の花の中心に使用している真紅のガラスビーズ、ぶら下がる漆黒のガラスビーズは、貴重なジャパンヴィンテージのガラスビーズを使用しています。 ------- ■素材■ 本体/石粉粘土・正絹縮緬・ガラス・人絹（レーヨン100％）・金属など