木彫りの幼虫(オオムラサキまたはゴマダラチョウ)です。
素材はヒノキ、着彩はアクリル絵の具です。
たくさん食べるとオオムラサキになれると信じる幼虫を作りました。
オオムラサキとゴマダラチョウは共にエノキという木の葉を食べる、姿のよく似た幼虫です。
違いは背中の三角の列数の違いなのですが、これも個体差があって、人間から見ると紛らわしいものがたくさんいます。
彼らは幼虫の姿で冬を越えます。
寒くなる頃には角を丸くして茶色くなって木を降りて、エノキの木の根元の落ち葉に張り付いているのですが、最近は人間が気付かずに落ち葉をきれいに掃除してしまうせいで、ずいぶん数が減ってしまうのだそう。
同じ場所で同じような姿をして同じものを食べて、同じように冬を越す彼らは、自分が本当は何者なのか、知っているんだろうか。
木彫りの幼虫(オオムラサキまたはゴマダラチョウ)です。
素材はヒノキ、着彩はアクリル絵の具です。
たくさん食べるとオオムラサキになれると信じる幼虫を作りました。
オオムラサキとゴマダラチョウは共にエノキという木の葉を食べる、姿のよく似た幼虫です。
違いは背中の三角の列数の違いなのですが、これも個体差があって、人間から見ると紛らわしいものがたくさんいます。
彼らは幼虫の姿で冬を越えます。
寒くなる頃には角を丸くして茶色くなって木を降りて、エノキの木の根元の落ち葉に張り付いているのですが、最近は人間が気付かずに落ち葉をきれいに掃除してしまうせいで、ずいぶん数が減ってしまうのだそう。
同じ場所で同じような姿をして同じものを食べて、同じように冬を越す彼らは、自分が本当は何者なのか、知っているんだろうか。